アキバ冥途戦争第11話「萌えなき戦い」感想
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第11話感想
先のアキバメイドフェスティバルにてお萌様登りを制し大盛況となっているとんとことんが突如ケダモノランド側から絶縁を言い渡されただけでなくあることないこと落書きされ、1位を取るはずだったギラギライオンのメイドの襲撃にもあいじわじわと追い詰められていってしまう。
また、この襲撃のさなか身元不明の遺体として神田川で発見されたと報道された人物がとんとことん常連客の一人、赤井であったことがわかった、殺害された理由は他店でもなごみ推しであることを公言したため。
これら原因を作った嵐子はラーメン屋にてケダモノランドの代表、凪や美千代と同じ侍女茶館で働いて姉妹盃を交わしたが経営方針で対立したことがある関係であることを話し直々に凪をケジメをつけにいくことに、こちらにはなごみも同行している。
朝方、とんとことんの面々は逆にギラギライオンに乗り込みエースのメイドを人質に取って立てこもるも凪による殺害命令を受けギラギライオンのメイドから攻撃を受けてしまう。
一方で嵐子となごみはケダモノランドの本部、凪のもとへと向かい、けじめをつけたことでおひねりちゃんをこれまでの10倍にすることで絶縁取り消しを認めることで話はまとまった。
だが、ときを前後してとんとことんはケダモノランドから停戦を言い渡しにきたメイドをひとり殺害、その後嵐子もなごみと露天商で先日凪にケジメをつけた際に壊されたヘアゴムを選んでるさなか、背後から何者かに刺されほどなくして死亡してしまった。
メイド界の掟を破ったものはこうだ、と上からの一方的な絶縁からの抗争と裏社会には厳しい上下関係があることを武力でもってわからせたろか?な展開へ。
常連客の一人が身元不明の遺体として発見された、おそらく顔面が変形するほどひどい暴行を受けたと考えられる、それほど他のメイド喫茶でとんとことんの名前を出されることはタブーになってた、というかタブーではなく明確に店ごと潰す意志を持っていた。
わあ、嵐子も死ぬ時は背後から刃物でブスッと一撃とあっけない死に方だったなあ。
路地裏ではなく露天商で多数の公衆がいる面前での殺害でしょう、だからこーれは通り魔的犯行ではなく誰かに命じられた計画的な犯行ですよ明らかに。
とんとことんがアキバで生息できるエリアが急速に狭まってきてる、もはやとんとことんが入ってるビルにしか生活圏はなくなってきている。
おお、なごみも嵐子さんはまだ36なのにって的確なツッコミ入れてるしアジビラ貼った人間も不惑の意味を知ってるなんてそこはかしこいな、そう、不惑とは数えでいうところの40歳である(孔子の論語より)
とんとことんの豚肉はミミズ肉ってなんだよ、某ファーストフードの有名都市伝説でもあるしケダモノランド内の序列最下位、豚以下の存在であるってことなんだろうけれども。
ゆめちは整形は触れないでおこう、世の中ぶっちゃけた話誰かしらどこかをこっそりいじってるもんだから。
相変わらず店長は部下たちを立てこもらせといて自分が最初に拳銃自殺しようとすんのかよ、相変わらずクズだった、店長もっとシャキッとせえよ、真っ先に退場しようとするとかそれは間違ってるのではないか??
うーん、代表であるところの凪が嵐子の「とんとことんに居場所がある」って情にやすやすと絆されてしまったか…それはかつての同僚っちゅう縁もあるのかもしれないが、お萌様登りのときも段取り組んだ取り立て屋の方をてめえもっと厳しく教えとけやってんで始末していたし、今回もつまらん!なんて言って実質的に話し合いを放棄、おひねりちゃん10倍で放免、絶縁取り消しを判断したがなんかそこらへんがいまいち甘い判断のように思えてきてしっくりこないんだよな…
裏の社会はもっと情け容赦なく冷酷な判断をするイメージがあったから。
でもそのあと嵐子がすぐに殺害されたことでその考えは変わった。
殺害した人物は誰だろう、まあ彼女がケダモノランド内で実質的に好き勝手やってるのを気に食わないものがいるよね、もしかすると凪は情に絆されたのではなくあの場は一旦は丸く収めておいて、あとから自分が直接手にかけることなく誰か鉄砲玉を使って殺すつもりだったのかもしれないな。
凪を殺せない奴は凪に殺される、本当は人殺しなんてできない嵐子の性格がそっちの方に転がっていっちゃった。
嵐子が死ぬ衝撃展開なもんで最後まで気を許させないね。
ならば犯人はケダモノランド内の誰か、凪に近しい人物になるんだけど、御徒町の可能性も考慮しておこうか。
もしかするとなごみも嵐子を扇動した&髪詰めろと迫っても刀を立てて抵抗の意志を見せていた人物として凪から殺害のターゲットにされているのかもしれないがあの場において二人同時にやったってわけではないのも気にかかるところ。
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