MARS RED第2話感想:夫婦のヴァンパイア、旦那は自我をなくし…

2021年春アニメ



MARS RED第2話「死が二人を分かつまで」感想


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第2話感想

今回はシベリア遠征中にヴァンパイアになってしまった来栖と山上が零機関に編入され、帝都に潜むヴァンパイアを見つけ出し脅威を退けるべく特務隊も投入して手分けして調査を開始、まずはヴァンパイア専門の口入れ屋の天満屋を訪れ、ヴァンパイアに販売してる血液を手配している売血屋とまがいものの血液を売っている新手の商売敵の情報を得たエピソード。

その頃、どこぞの住居ではヴァンパイア夫婦の男が女に血を口移しで与えていた。

東京中のゴミをひとおりあさった結果、血液の入っていたと思しき空の容器を見つけ出し、さっそく零機関は深夜、茅場町界隈を封鎖しスワたちによりヴァンパイアが住んでいる長屋を包囲して封じ込めにかかるも逆にヴァンパイアに逃げられてしまった。

特務隊によりヴァンパイアは橋に追い込まれ男は山上とスワにより刺殺、女は森山を襲うも前田により殺され、女に首筋を噛まれた森山は前田により看取られていった。

ここに茅場町に潜伏していたヴァンパイアは退治されていったのであった。

前半は零機関のメンバー紹介、後半は彼らによる東京に潜むヴァンパイア退治といった展開。

零機関はヴァンパイアにより組織されていて、姿は人間と同じでも中身が人間からどれだけかけ離れているかによりランク外、Sクラス、Aクラス…とクラスが分けられているらしい。

とりわけ、Sクラスはもはや人外、人々に襲いかかってまで血液を欲するようになる存在だろうか、Aクラスは血液を飲めばかろうじて人間の精神を保っていられるけどいつ自我をなくすか不安定な存在、Bクラスは自我もあり人間を襲うことがない安定した存在。

そしてヴァンパイアは血液しか飲めない身体で、拳銃を7発撃たれたくらいでは死なないけれど刃物で刺されると簡単に死ぬ、当然弱点である太陽の光を浴びせられても死ぬ、人間の血液にヴァンパイアの血液が混ざると中毒死するが体力が精神力か生命力か、来栖や山上、岬らのように奇跡的に生き残るケースもある、ただしその場合でも中毒症状が多かれ少なかれ発生し血液を求めるようになるといったところ。

ヴァンパイアになった軍人の組織がヴァンパイアになった人間を退治するなんともいえない関係。

といっても軍人たちはこちらに来れば血液の供給と戸籍を与えると一度は招いているのか、重い血液中毒症になっている夫婦のヴァンパイアが聞く耳を持っていなかっただけで。

肝心の夫婦のヴァンパイアの方だけど、どういう敬意でヴァンパイアになったかまでは分からんが、どこかで駆け落ちをしたのち血液を求めて横浜をはじめ各所で人間の10や20を襲ってきたみたいね、その度に住まいを追い出されて隠れ家に住むようになり、ついに茅場町まで流れ着いた、そのころには自我をなくし、もう安く売られているけれど誰が作ったか分からないまがいものの血液でもいいから欲しい体になってしまったようだ。

これといってこの夫婦の深い掘り下げはなかったけれど、なんぼ自我がなくなり他人を襲うようになったとはいえ、目をつけられて追われて取り囲まれてやられる、悲劇の死に際の光景は現実で見る分にはあっけなさすら感じるが、こうして映像で見るとやはり儚いな。

むしろヴァンパイアに噛まれて倒れた森山を単なる一体の研究サンプルとしてしか見ていないタケウチがこのメンツの中では一番狂ってたところまで見えてくる。

モチーフは歌舞伎の仮名手本忠臣蔵に出てくる早野勘平とお軽で、駆け落ちしたのち自害して果てる、そんな最期を遂げた彼らの境遇を予習しておけば楽しめる、みたいなことを公式もTwitterで言ってたんだけどあいにく私は舞台や歌舞伎の知識が皆無だった。

原作が音楽朗読劇ってこともあり登場人物には他の舞台の設定がけっこう入り込んでくるみたいだ。

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