MARS RED第3話「夢枕」感想
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第3話感想
今回はヴァンパイアになってしまい死亡届を出されているもこの世に未練を残し決別ができなかった山上が浅草のほおずき市を見ながら妻の富子に別れの言葉をかけたいと漏らし、来栖の考案した夢枕作戦を実行に移し、幽霊として夜の川辺で灯篭流しをする富子に言葉を伝えていったエピソード。
一方で前田は中島とともに陸軍上層部の会議へと出席することになるも、上層部からはヴァンパイアを集めて戦力にする金剛鉄兵計画が20年経ってもわずか4人しかいなかったことから咎められてしまい世論の軍縮の声も強まっていることで予算も削減されることになったのであった。
あろうことか第3話にして戦いも何もない展開に。
起きたイベントはアスクラ(中島の持ってる小瓶から天満屋の商売敵が密売してるヴァンパイアの血液のまがいものだと思われる)の運び屋を捕まえたこと、そいつは人間で運び先は吉原であること。
それとスワがほおずき市において金髪小僧のSクラスヴァンパイアを目撃したこと、運び屋と関係あるかは不鮮明ではあるがどちらも今回のメインではなかった。
戦いも起きていない、いたって平和なときは民衆から必要がないと軍縮軍縮いわれてしまうのはいつの日も同じなんかしらね、作内でも市民は平和ボケしてるなんて言われてるしな、一度規模を縮小すると再拡大する、とくに人間を集めるのはきわめて困難になるのを知らないから言えるわけで。
どうやら陸軍の要になったであろうヴァンパイアだけで結成された金剛鉄兵もかなり風当たりが強く、選択と集中とやらで予算も削減されるらしい、理由は計画が始まってからの年数のわりに成果が伴っていないため。
20年も研究が行われているのにまともに戦えるのがいまだに4人しかいない時点で糾弾されるのもおかしくないか。
そんな堅苦しいことはおいといて、今回のメインは山上が来栖の作戦に乗り、妻の富子のもとに幽霊としてあらわれて別れの言葉をかける話。
でも山上、妻に別れの言葉をかけたはいいけれど、年に1回会うなんて言って来年もお盆の時期に同じように幽霊になって会おうとしてるんだよな、戸籍上死んでる人間が動いてるとなにかとやばいって言われているのに。
そこがやけにガバガバなのはなんだろう。
今後起きる展開と結末から逆算して筋を書いてるのかしら。
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