MARS RED第9話感想:来栖がスワとタケウチと合流、中島の企みとは

2021年春アニメ



MARS RED第9話「疑念」感想


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MARS RED第8話感想:ワクチンの名の下にヴァンパイア化させるルーファス
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第9話感想

今回は居候している天満屋を拠点に前田探しを続ける来栖が彩芽ちゃんから赤メガネとマスクの男が子供のヴァンパイアを殺しているとの噂を聞きつけ彼女が昔住んでいた月島にある特務隊の基地へと向かうとどこからともなく前田の声が聞こえてきて、来栖は危険因子だから排除せよとの言葉を聞いてしまい姿を求めて奥へと向かうと月光を浴びて倒れている一人のヴァンパイアの少女とかたわらにスワの姿があったエピソード。

少女を殺したのはスワ、お前か、そう思い込んでいる来栖は軍刀を抜き、マスクを外して正気でなくなっているスワとの戦いに入ってしまう…そこにタケウチがくさやと納豆を混ぜたスカンクボールを投げ込み両者の戦意を喪失させていく。

来栖は罠にハメられた、そういうタケウチは彼らのいうことを信じ、ともに行動することにした。

実は少女の亡骸を用意したのはルーファスで、来栖が聞いた前田の声は彼の声真似であった。

地震があっても無事であった下水道を移動する3人は前田がの声がだれかの子供騙しの声真似であるとすでに見抜いていて、日光を浴びても消滅しない特殊な日焼け止めを塗り日中でも活動ができるようになった。

そして来栖はスワから、なぜ子どものヴァンパイアが少ないのか、その理由を説明していく。

夜になり天満屋へと戻ってきた3人であるがスワは彩芽から怪しまれてしまっていた。

ヴァンパイアを多数保護している天満屋であったが、現状でも受け入れ施設が手狭でしかも食料である血液が不足気味な現状もあり、栃木の日光近辺にある採石場跡地に住むヴァンパイアの里を頼ることにしていた。

タケウチは彼らの当面の食料確保のために来栖とスワも使うことを提案する。

その頃、中島は幹部に金剛鉄兵の有能さをアピールするも、国は軍縮と帝都東京の復興を優先していて、金剛鉄兵の採用は復興後に先送りされてしまう。

そしてルーファスは貨車にいるダリボーイ(多分貨車で眠る金剛鉄兵)に血液を与えている。

デフロットとともに帝国ホテルにいる葵はどこかへと用を済ませに向かっていった。

前田もまた、月島の基地において動きを見せようとしていたのであった。

タケウチがニセのワクチンの製造元を赤羽だと推理した、赤羽は実は陸軍の施設が点在していたいわば軍都でもあった場所、そこにある大きい軍需工場だと被服本廠、あるいは兵器支廠あたりを想定しているか。

実在の地理を元にしたフィクション作品で具体的な地名が出てきたらまずは調べる癖をつけておきたい。今作品の場合は浅草、赤羽、小石川、そして月島だ。

関東大震災で倒壊した凌雲閣の爆破は史実で実行されたのは9/23、そこを踏まえて今回見てみる必要がある、すでに震災から3週間経過していて、東京では地震による建物倒壊と火災で死んだ人10万人の他にもヴァンパイアになって陽の光を浴びて消滅した人が大量にいるのだ。

ルーファスは声真似もできるのか、でもレコード版は録音の上書きはできないから、最初の岬の演技も含めてルーファスの真似によるものであろう、強いリーダーからの言葉を使い月島に戻って来た零機関の面々をウソの情報でだまし仲間割れさせるのが目的だったであろうがタケウチは早い段階から本物の前田なら絶対に言わない言葉があることを見つけ、見抜いていたみたいね。

本物なら指令の最後に「幸運を祈る」なんて言わない、か…

そういえば一度たりともそんな言葉を聞いたこともなかったね、幸運を祈るなんて机にふんぞり返ってパイプ吸って指令をするだけする側がまあせいぜい頑張りたまえ、みたいな感じで言うことでもあるからな、指令を受けて現場でやたら冷静になって戦う前田ならまあ間違いなく言わないな。

300年生きてきたスワは本当に気づいていないのか、それとも突然やってきた男が本当の来栖なのか確かめるために気づいていないフリをしているのか、いつも顔につけている防毒マスクまで取って本気で戦いを挑んできたあたり、後者じゃないかな?

タケウチが納豆とくさやを混ぜた激臭が想像できるスカンクボールを投げてようやく戦いは治ったけれど、どうもスワは普段はマスクで防護しないといけないくらいには鼻が敏感すぎるらしいな。

そして子供のヴァンパイアが少ない理由が開示された、早い話しが、小さい子どもは好奇心が旺盛で簡単に外を出歩き事件事故に巻き込まれて、しかも大人ほど強くないから命を落としやすい、これは現代でも変わらない。

親が目を離したすきにうかつに車道や線路に出てしまいそのまま事故で…なんて親も一生かかっても救われないニュースは山ほど見聞きするしな。

ヴァンパイアの場合「陽の光を浴びると消滅する」から活発な子どもたちにとってはなおさら生きづらい、休みのたびに昼間の公園に集まってワイワイするような子たちがみなが寝静まった夜にしか活動できないのはつらいものがあるということだ。

中島はなにか企む気だな、そこには関東大震災での治安維持で幹部にアピールできる実績を作り高得点を稼ぐも見事に採用を先送りされた金剛鉄兵に加え、ヴァンパイアになった前田も起用する感じだろうか、幹部のことを尻に火がついた、ホタルを連想とさせる表現で呼んでいたけれど、ヴァンパイアが西洋の伝承であることから考えて、西洋ではホタルを神への反逆者ルシファーとなぞらえてるのと同じ意味で発言したかな。

現状は前田がヴァンパイアになったことは知らない、あるいは震災前のやり取りで薬を飲んでヴァンパイアになっていると思っている、そのどちらかになるだろうが。

葵とホテルに避難してるデフロットはすっかりカーテンを閉ざして引きこもりになってた、ルーファスが偽のワクチンを使う汚い手を使ってまで東京中にヴァンパイアを増殖させそれを金剛鉄兵が退治して周り軍に正式採用されることを目論む、その作戦に同意はできないどころか絶望してるといったところ、帝劇で完璧な役を演じる自分が見ても中島とルーファスの作戦は魂胆が見え見えのド下手な芝居すぎるもんだから三文芝居なんて言って叩いているしな。

ここから北関東の人里離れた山の中にヴァンパイアの隠れ里がある、なるなんだかRPGの終盤近くになってラスボスの居城に向かう前に店で買えるものよりも強い武器防具を手に入れる展開を彷彿とさせる流れになってきたぞ、そんな戦力強化なるRPG要素は当作品に必要なのか?って思ってしまう。

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