ましろのおと第1話感想:祖父の死を機に上京してきた雪、都会で疎外感を知る

2021年春アニメ



ましろのおと第1話「寂寞」感想


アニメ公式サイト

https://mashironooto-official.com/

第1話感想

今回は祖父に津軽三味線の奏者を持つ主人公の雪が祖父の死を機になくなった自分の音を探しに青森から上京し繁華街にてトラブルに巻き込まれていたところを売れないグラビアアイドルで仕事がないときはキャバクラで働いている立樹ユナに助けられ少々の間一緒に住むことになるも、ユナには売れないバンドマンの彼氏がいて資金援助を彼女がしていたけれど彼氏は非常に女癖が悪く浮気現場を目撃してそのまま捨てたり、彼女自身もオーディションに何度も落ちっぱなしな挙げ句裏の世界へと売り飛ばされそうになり所属事務所を辞めたりと波乱万丈ないまを生きていたエピソード。

バンドメンバーたちと打ち上げで飲んでいたユナの彼氏とひと悶着あり河原で一晩三味線を弾いていた雪はその様子をユナに聞かれていた、ユナは雪の才能に嫉妬してどこかへと消えてしまった、彼氏は自身のバンドのライブの時間になりユナがハコに来ないことを雪に暴力を含め厳しく追及したがそこにちょうどユナが戻って来た、雪はユナに頼まれて前座として三味線でじょんがら節を弾くこととなり、その音色にユナや彼氏を含め会場に訪れていた客はみな魅了されていた。

改めて先の三味線の音色を聞き夢を諦め実家に帰ることにしたユナは芸能界に未練や後悔がないようだった、ユナにキスをされた雪は彼女の部屋にユナの元彼氏といたところを母親が押しかけてきたのであった。

箏をテーマにしたこの音とまれ!と同じような作品かと思いきや出だしはこの音とまれ!とは全く作風が違う作品だった。

いろいろ調べてみたところ、原作者はなんと女性だった(その過程で吉田沙保里のはとこという情報も得た)。

やはりズーズー弁は東京の人間から見たら外国語らしい、東北の人間、冬は寒いから口開いてしゃべらないからね・・・

この作品の登場人物はエスパー揃いだった、立樹ルナの部屋の場所にピンポイントでおしかけてきた雪の実母にインターネット配信で雪の演奏シーンを見ていたメガネの女性がいたんだけど、お前らどうやって分かったと言うんだ。

その一方でユナの売れないグラビアアイドルの現実が生々しかった、六本木のキャバでバイトをして、さらにはたぶん事務所から高いギャラを提示されるかたちで裏の世界に飛ばされようとしてるんだぜ、キャバでバイトをしているってのはよく聞く話だし、けっこうキャバ嬢出身のアイドルもいるらしいし、あと現実の世界でも全く売れないアイドルが名義を変えて裏の世界で活動している理由はそれだよ、全く売れない金もないアイドルが契約先から高額のギャラ提示されたら行かないわけにはいかないじゃない、彼女たちも生きていかないといけないんだから。

あの彼氏完全にヒモじゃない、例の彼氏にしてはいけない3Bにあてはまっていたし、ユナは彼氏に投資をしていると行ったけれど彼氏は明らかにバンドをする才能はない、このバンドは自分中心で回っていると他のメンバーに「脇役」と上から目線になり、交際をしている一人の女を大切にしないような男がバンドで売れるわけがない。

彼女が多いのか少ないのかわからない給料から捻出したお金は他の女の子に激しくピストン運動するために使われるのか・・・情けないよ。

そんな男女に嫉妬心を煽るかのように三味線の才能を見せつける雪よ、亡くなる直前の祖父からは「俺が死んだら三味線弾くな」なんて言われてたことを何度もリフレインしていたけれど、なぜそう言われたか、その理由も祖父の言葉もあってか少しは見えてきたね。

要するにお前俺の真似しかしないから技術は上でも聞いていてものすごくつまんねえんだよ、自分の感情を乗せて演奏しろよってことだよ、だから祖父が亡くなったら自分の音も一気に無くなってしまったんだよな。

都会に上京して分かった都会のざわざわした雑踏の人混みとそのなかに一人三味線といくばくのお金以外何も持たずに上京し繁華街でたたずむ自分自身に生まれた疎外感やあとは東京の人間はだいたい冷たいと思っていたけれどなんかひょんな事で助けてくれた方がいた、しかも若い女性だった、彼女はバンドやってるDQNの彼氏に援助をして互いに夢を叶えようとしていた、その光景を見て飛び出すように東京にやってきたよそ者が一人ここにいていいのか複雑な心境、ポッカリと心に空いた穴がうまく表現できていた。

一回河原でその感情の赴くままに勢いに任せて演奏しただけで前座に上がることになって、そこでなお観客を魅了する一曲を演じきる、雪が本来持っている才能の高さが垣間見えたね。

この先おもしろくなるとおもうんだよなー、いちおう学校には行くんでしょ?主人公16歳みたいだし。

コメント

タイトルとURLをコピーしました