ましろのおと第2話感想:学園青春ものへと様変わり、親子&兄弟熱演

2021年春アニメ



ましろのおと第2話「林檎の花」感想


前回の感想

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第2話感想

今回は雪がユナの部屋に元カレとともに転がり込んでいたかと思いきや母親の梅子が押しかけ眠らされ、どこだか分からない商店街の一角にあるオンボロの部屋へと移され下宿することとなりそこで即興の津軽小原節を親子で熱演し通行人を振り向かせたかと思えば、さらには半ば無理やり私立梅園学園へと転入させられることになったエピソード。

その学園には津軽三味線愛好会があるも部員は女子生徒の前田朱里が1人だけで、残されている三味線も簡単には組めないようパーツごとに分解され皮は破れたまま放置されていた、組み立てた雪はひとり去っていった。

久しぶりに兄とも再会した雪は下宿先の食堂の親子とともに近所の神社において昔作ったアレ(曲名なし)を演奏するのであった。

前回、第1話の若干ファンタジーも入ってる、特に若い女性に拾われるのがファンタジーな荒々しい展開から一転しなかば強引な展開で学園、部活?青春モノへと様変わり、いや、あんまり他人に興味がない雪が部活に入る可能性は0に近いだろう。

それでも開幕とラストにそれぞれ親子、兄弟の三味線の音色と唄声で魅せつけてきた、唄はプロの民謡歌手を起用する気合の入れよう、これから大サビ、大一番ってことで弦がプチンと切れちゃうアクシデントはあったけれどもこれぞ the 津軽三味線の宴だ、間違いなくこの宴に居合わせたならばポン酒が進むはず。

逆に化粧品の会社を大成功させているけれど中身はあまりにも破天荒すぎる雪の母親や担任の先生の性格はコミカルに描かれていてメリハリも十分。

祖父の死とともに祖父の真似事ばかりしていた演奏から自分の独自の解釈を加えた演奏を追い求めるようになり、幼少期からすでに他人との順位を競うことに興味を持たず津軽三味線の大会に出る気はサラッサラ無かったという雪と、弟のことを理解しつつ全国大会へも出るようになり高みを目指そうとするも上位の人物を追い越すことができないという兄の若菜の考え方の対比もわかりやすくて非常に良い。

このタイミングで誰かが作った曲ではなく兄弟オリジナルの「アレ(即興曲)」※エンドロールより、を演奏したことで兄弟の絆の強さも感じられて素晴らしい、回想で描かれた幼少期の姿を見るに、兄はずっと弟思いのわんぱく少年で、雪を高みに引き上げてくれたのは祖父でもあり兄でもあったんだな、回想シーンでプツンと途切れさせない音の描写も見事。

そして津軽三味線をたしなんでる2人の新キャラも用意された、1人はひとりで愛好会を受け継いでいるクラスメイトで、もう1人は一方的に雪をライバル視してる同級生の女性、後者にいたっては親子そろって三味線の神木流を継承していて大会の上位を総ナメしてるらしい、いまは弘前と東京と遠くに住んでるわけだけど、どこかのタイミングで久方ぶりに両者ご対面することになるだろうか。

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