ましろのおと第5話感想:困った時は兄と清流が頼りになる

2021年春アニメ



ましろのおと第5話「合奏(resonance)」感想


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ましろのおと第4話感想:雪は独自の解釈で祖父の音を受け継いだ
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第5話感想

今回は雪の三味線の音に感銘を受けた朱利が三味線を続けることを決め雪、朱利、朱利の友人の結、海人、あとは手芸部と兼部で人数合わせとして顧問に呼ばれた三味線の師範の息子であるオカマ言葉の雷が結成した津軽三味線愛好会が「梅丸=雪の母親の梅子が社長を務めてる会社」が創設し主催もしている三味線の大会、津軽三味線甲子園こと松吾郎杯に向けて活動を開始していくエピソード。

当然指導を行うのは雪になるが雪はどのように教えればいいか分からなかった、それは譜面を読んで教わったのではなく、祖父の三味線の音色をそのまま音で感じ取って練習を重ねていたためで、譜面を読むことができないのだ。

兄に相談して指導方法とその注意点を教えてもらった雪は素人同然の他の部員の三味線の音をずっと聞きついに我慢ならなくなってしまいこの日は指導を放棄してしまう。

帰宅すると母親が訪れていて雪に松吾郎杯を創設した理由を述べていくがそれに反発する雪、なので親子喧嘩を起こしてしまいつつも学校単位の団体戦だけでなく個人戦にも登録することになってしまった。

そのころ、神木清流は小籔からメッセージとともに送られてきた部室で演奏していた雪の「新節」を聞きその演奏の雑さに再度驚愕を受けるも本気の演奏を聞きたくなったことで下手なウソをついてまで様子を見に訪れていた。

その場で雪の「新節」の演奏を聞いた清流ら部員一同はこないだと全く違う曲になっていることに関心を示し、清流は導かれるように合奏をはじめていった、しかもその合奏は演奏の制限時間にピタリ収まるように計算もなされていた。

朱利はアドバイスはもらえなかった、海人は雪の演奏に清流が合わせに言ったというも、逆に雪は清流により自分の音を教科書のとおりに基本に忠実に演奏した彼の音にわざとに引っ張られるように積極的にアプローチをしかけられていたことを知り、廊下でひとりこっそりと楽しさを感じていた。

そして練習も進み、全員の演奏が合わせられるところまで進展していたのであった。

いままでずっと祖父を師に教えられてきた雪がはじめて未経験者に三味線を教える番がやってきた、だがしかし雪はどのように教えればいいのか分からなかった。

それは祖父に教えられたとはいえ学び方は譜面も使わず祖父に近づこうと三味線の音を耳コピするかのように五感を研ぎ澄まして覚える独自のやり方で技術を会得してきたからだ。

だからみなに教えて欲しいと言われて言葉にしてゼロから教えようとしても教えられないのである、どうにか教えたところでよう分からん関西人がよく使うオノマトペ的な擬音語が頻繁に飛び出しまくりな状況になってそう、いや雪は関西人ではないけれども。

これはよく分かるんだよね、後進に指導するとことを全く考えていなくて感覚で技術を会得していくと、いざ周りに教えよってなったときに全く教えられない、教えられたとしても自分も想定してないところでつまづいてしまうなんてことは実際よくある、なんてったって問題の乗り切り方もすべて感覚でやってきたから、教えているときにおなじ問題が起きたとて同じよう〜にやらせても同じように乗り切れない。

ほぼズブな素人、ゼロからの未経験者を前にほぼ達人の域に達している雪はみなバラバラでペンペン言ってしまう三味線の音にはじめ苛立ちが隠せていなかったけれど、いやいやあなたも三味線をさわりはじめたころは彼らと同じで音を出すのさえ苦戦していたでしょ、そのころの初心を思い出しなさい、といいたいがおそらくそのころは幼すぎて雪はまったく覚えていないと思われるのがなあ〜ってのがある。

一度教えただけでそれが次にできていないとそれだけであいつは使えないやつ扱いするのはいやいやそれは変だろって話よ、いやそれは完全に教える側の問題じゃないんですかっていうね。

だからこのへん、雪はペンペン変な音になるのを聞きたくないからとのこりのメンバーがまともに弾けるようになるまではおそらく経験者である雷を中心に簡単にアドバイスする程度でみな自主練!ってかたちでかわしていたみたいね、なんじゃそりゃ、そこをはしょるんかいってってしょっぱなからものすごいところをかわしていた印象だったけども。

しかしこれ、よく見ると雷だけすごいところから引き寄せてきたな、今までのエピソードで一度も名前が出てこなかったところから唐突に親が芸人をやっていたこともあり稽古をつけられていたって設定を含めて人物を出してきたぞ、その設定があるなら学校でもそれなりに名は知られてそうなんだけどほんとに誰も見ていない死角からヌッと出てきやがった。

雪と清流との初合奏はあれはなかなかに迫力があったな、雪にとってははじめてなのか、人類以外の人間と合奏をするのは、周りはみな雪の音色に清流が合わせに行ったように聞こえてたけれど当人だけは違って逆に清流に合わせられにいかされてたって感覚の違いも合わせて。

つまりは、清流からしたらお前あのときは俺の前でボロクソの演奏を聞かせやがって、だがなんで俺が知ってるお前の音色と今聞いてる音が全く違うんだ、本当は俺たちにずっと隠してる音、実力があるんだろ?隠してばっかでなくて、表に出してみろよってやんわり語りかける形で言ってきてるんだよね、小藪先生からの連絡をうまく使って再接近してきた格好か。

勝手に手と足が動いてしまって清流の方から雪に近づいてくるあたり、よほど興味がありありだったんだろうってのがよくわかる。

一方で雪からしたら最後のあの爽快感とスキップまでしてたところを見るに、祖父が亡くなって依頼ずっと孤独だったけれどついに奏者のなかから自分の音に興味を持ってくれる人が現れたか、よっしゃあなたに聞かせて見せましょうといったところかな。

音でなかばムリヤリにでもアプローチして引き出そうとしてるのが清流なら、わざわざ大金出して(しかも会社の利益から考えればそんな費用は痛くも痒くもない)大会作ってまで引き出そうとしてるのが母の梅子。

同好会できたり大会が創設されたり一度はボロクソに吐き捨てた人間が向こうから来訪してきてくれたりと周りがどんどん動き出してくれるんだものずいぶんと雪くん恵まれているじゃないの。

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