見える子ちゃん第4話「やっぱり見える」感想
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第4話感想
冒頭、コンビニで会計中に出てきたヤバいやつは昔このコンビニで働いていたお兄ちゃんみたいね。
ヤバいやつの消費税率が3%だったのに時代を感じた、しかも税率アップとともにしれっと本体価格も2円値上がりしてるしな(買ってきたプリンを学校で食べる場合は8%)
ちなみにこれ、海外では主に消費税率の部分が全くわからなかったようで完全に日本人向けのネタとなっている。
「日に日に見えるようになってきている」ミコはそう言うが、こちらも日に日にいろんなものが見えるようになってきているんだよな、もはやあの手のビデオで全部見えるよりも手や髪で一部分隠れていた方が尋いことに気づいてしまった。
お風呂を透明にして湯気を少なくして限界に挑戦する作品がまさかホラーコメディものの作品から出てくるとはね。
ホラーと叡智は裏表の関係にあるのはそのとおりなんだけど、風呂場にも出てくるヤバいやつの裏に恭介との洗いっこまでさせてくるとはある意味斬新。
ハナのとある部分を見てうらやましがっていたけれど、あなたも十分立派なものをお持ちでいらっしゃるじゃない。
恭介はこの姉と一緒にお風呂に入っているのか…そこ変わって欲しいと思った紳士は多数いることだろう。
恭介あのカラダを頻繁に見るのならこれは発情して彼氏がいるのかどうか探りたくもなるわな。
ラスト、プリンを食べた食べないで父親とケンカをしたエピソードが語られたけれどなんと、その父親は!
すでに他界していたというのだ!
これ、さかのぼってみてみたら1話の時点で父親がすでに故人だった伏線が張られてた。
洗面所にいるシーンで4人家族なのに洗面所の歯ブラシは3本、父親の発言にだけ誰も反応せず食事もこれから出勤する父親の分が用意されていない。
悪いヤバいやつだけではなく良いヤバいやつも「やっぱり見える」って意味での見える子ちゃんだった。
プリンを勝手に食べたことで猛ゲンカしたあと、謝れないまま他界したことが心残りで成仏しきれなかった父親に自分のプリンをお供えするって感動的な話で最後しめてきたっていうんだからこの作品は見逃せないんだよな。
冒頭でミコがハナに話していた去年期間限定もののプリンを食べそびれてしまったって会話もこれも伏線だった。
もはやミコは目の前に出てきたヤバいやつをスルーできていないとはいえひたすら監督のお好みの尋だらけ(異種族レビュアーズやみるタイツの監督)のシーンかと思いきや本業のホラーに思いっきり振ったり、最後にはヤバいやつが見えることで生まれる感動のシーンを描いてくるこのメリハリのよさが当作品の魅力だったりする。
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