PUI PUI モルカーDRIVING SCHOOL第10話「あの子はだぁれ?」感想
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第10話感想
教習を受けるモルカーの中に1匹、ダントツの成績の良さを誇る子、シェールがいたがその子は普段高いところにひとりでいて、あまりまわりと接することはなくその背中は寂しげだった、あるとき、夕方ごろにボールを教習所内に投げ入れてしまったが親により家に帰されちゃった女の子の姿があった、その子にボールを届けようとするも落ちてしまった、どうやらその子は前の飼い主さんに捨てられてしまったらしい…
そのことを知ったペーターはシェールと遊ぶようになり、しばらくして再び女の子と家族が教習所の前を通りがかるとシェールはそのボールを返しにいき、女の子たちはこの子を新たな家族に迎え入れた。
ってことで、前に飼っていた家族に捨てられてあまり周りと遊ばなくなってしまったしまったトラウマを持ってしまってるシェールにペーターがやさしくそばに寄り添ってこのトラウマを乗り越えていく、そんなお話し。
シェールが眼帯してる理由そうなのか、家族から愛されなくなったトラウマをこれで紛らわせようとしてたのか、それでもやたら成績が優秀なのはいままでそうしなかったから、ふざけてたから捨てられたと思ってるから。
コロコロで行動が制限されていた退屈をペットで癒そうとしたはいいが、飼うのに飽きて簡単に捨てる人間も増えてきてるというしな、シェールの前の飼い主もおそらく同じように飽きてポイッと捨てたんだと思う。
女の子がボール拾えなかった光景は見ていて切なかったね、ああしてシェールも捨てられたんだから、飼い主も捨てるときはいろいろ適当な理由つけてあっさりと捨てるから…
ペーター今回は男らしい一面を見せていたじゃないか、落ちてきたシェールをキャッチして、まあキャッチしたのかと言われるとビミョーだったけれどそれでもキミはひとりなんかじゃないと彼女?のことをずっとひそかに気にして言葉少なにボール遊びしてレタス食べて(鬼教官シチューに誰も手をつけてないのお気の毒だけど笑ったが)彼女に新しい飼い主が見つかったときも静かに見送っていったっていうんだから。
きっかけは自分が飛び越えられなかったハードルを軽々超えていくシェールへの憧れか、変に気取らずに近づいていくのが良かったね。
登場するモルカーを極端に絞ったのがいいね、みんな出てきちゃうとかえってごちゃごちゃして頭がこんがらがっちゃうからね。
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