もういっぽん!第3話「空気、変えてくれるんです」感想
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第3話感想
廃部になりかけだった柔道部がいよいよ再始動し出張から帰ってきた顧問の夏目先生による指導がはじまった、先生も柔道は顧問になってから本格的にはじめた身であるが生徒だけでの乱取り(自由に技をかけ合う練習)は禁止していたりと厳しい様子。
その日の部活を終えた3人はレストランでだべっていると注文間違いを発端に別な高校の生徒が声をかけてきた、彼女は氷浦永遠の中学の1年先輩であり、柔道で目立った実績がないような高校に進学したことに少々憤りを感じていた。
そして先輩は永遠に近く行われるインターハイ予選の団体に中堅で出てこいと言いつけあとにしていった。
そしてインターハイ予選当日、電車にて永遠は南雲とバッタリ遭遇、そこで南雲からインターハイにはあんたが連れてってやりなと約束させた。
会場に入った3人はファミレスのときのこわいセンパイと再会し互いに闘志を燃やした。
アバンに出てきた権藤先生とかいうコワモテ熱血漢体育教師、見た目からあからさまな武道系だと思ったらラグビー部顧問ってもんでそっちかー、山下真司の方かーってなった。
そしてそのコワイ先輩役は古賀葵なのか、普段とは全くちがう低音ボイスだったからわからなかった、プリキュアの新作にも出演するみたいだしかなり出世してる。
今回は顧問や未知たちのライバルとなるであろう他校にいる永遠の中学時代の先輩、それとさっそくのインターハイ予選と話が一気に進んでいった、試合前までの描写ってことでいろいろ話の方向が決まっていったって感じかな。
顧問は生徒だけでの乱取りはNGと生徒の安全を考えた厳しめの指導をしてる人物、柔道経験は顧問になってからの数年ほどということで生徒たちに指導しつつ生徒からも学ぶことも多くそれを指導に活かしていくってタイプ。
乙女ゲームの攻略対象に顧問の先生のイメージを重ねる夢見持ちな早苗には申し訳ないが顧問の先生は女性。
少女の時からでなく、顧問になってからの数年で初段にいくってことは昔はなにかほかのスポーツをやってたりするのかな?
コワイ先輩は終始ツンツンしてたなあ〜、でもある意味あれか、何度も永遠につっかかってきたってことは内心では大会で相対して戦えることを心待ちにしていたパターンでもあるのだろうか、わざわざわたしたちとぶつかる2回戦まで勝ち上がって来なと今後の健闘をたたえてるからね。
とはいえ中学時代に永遠とコワイ先輩のふたりにはなにがあったのかこちらも気になる。
よっぽどのことが起きないとあんなに一方的にツンツンしないからね…
そしてみどころはそのコワイ先輩に怒られながら注文間違いで来ちゃったパフェを食ってる園田未知だよ、永遠とコワイ先輩の険悪な関係を幾分和らげてくれていたし本格的な練習がはじまってからなまっていた柔道の腕が機敏になってきてるし、そもそも彼女主体で部というか話そのものが動いているようなもんだしな。
空気は読めないが変えてくれる存在ってけっこう貴重だよ、この国では自然とできあがった場の空気を読むことを強制されるからね、その空気により日本は凋落しかかってるんだけどね。
永遠は部活でのふたりを見てインターハイの予選で勝ち進むことによっぽどの自信を持つようになったかな?
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