無職転生第3話感想:父親に小生意気に意見する息子なる現代劇

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無職転生第3話「友達」感想


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第3話感想

今回は前世で20年間引きこもっていた男が異世界でルーデウス(ルディ)として前世の記憶を維持したまま転生後、魔法の師匠ロキシーの教えもあってはじめてひとりで家の外へと出かけることができ、村はずれで男の子から石ぶつけられていじめられていたシルフを助け、時間を忘れるほど魔法を教えたことを怒られるのかと思ったら追い払ったいじめっ子の一人が権力者の息子だったことから父親に大目玉くらったりひょんなことからシルフが女の子であることがわかりおそれおののく一件があるも、親交を深めていくエピソード。

前回ラストでルディが失敬した師匠の下着を御神体として敬意を払ったり、トーチャンがすきあらばカーチャンを求めたりするのはこの家では伝統行事。

ひどいいじめをして家の前で待ち伏せさえしていた輩どもはいない、両親の葬儀の日に参列せずに家でその手の動画見て右手を上下に繰り返し動かしてるときにバット持って乗り込まれクズニートと家から追い出した親類もいない、なにより世界が違うから見たくもない景色を見る必要がない、前世の男のトラウマを前2話で払拭できた!と思ったら突然凡庸の話になっちゃった。

それでも前世の男にとっては快挙なんだけどな、20数年ぶりにひとりで能動的に外出して外にいる新鮮な空気を吸えたことと、弱いものに石投げつけているいじめっ子を見て助ける決心をつけ実際にいじめっ子を追い払えたことと、助けたシルフとすったもんだありながらも親交を深めていっていることは。

カーチャンといろいろよろしくやってるトーチャンもさすがに村内の序列、ヒエラルキーには逆らえないようでモンペな権力者から猛抗議を受けるくらいの強い圧力がかけられたらしい。

いじめられていたシルフを助けたと思ったらいじめていた子がだれそれからいじめられたとちくって被害者ヅラしてきたなんて、一番のクズはいじめっ子のそいつだったか、ドラ息子がクズってのはよくある設定。

いじめられていた子を助けて親しくなったた!善行+10だと思っていたルディにとっては知らない間に悪行が+10になっていたからなんのこっちゃって話になる一方で、父親らしさを見せようとしたら口論で小生意気な息子にすら言いくるめられてすごすごと下がっていってしまうトーチャンもそれはそれで親としてみっともねえな。

しかしまあ息子が小生意気に父親に食ってかかる描写はいかにも現代的だよな、今のフィクション作品は世界感はよくあるファンタジーなんだけど価値観だけは現代。

シルフと親交深めるよりもそっちが気になるもの。

昭和じゃ子が親に意見したらそれこそ口答えするなと殴り合いのケンカにもなっていただろうが今では児童虐待にあたるからそれもできない、だから親は言われたい放題。

さらに、これも昭和では年の功と言われていたものもほとんど老害へとすっかり置き換えられ、若い人の間では完全に個人主義が浸透してることもあり老害はとっとと失せろ、国はとっとと俺たちに10万円(あるいはそれ以上の金額を)再給付しろ、なんなら一回ではなく毎月よこせ、給付しないなら国の要請聞く必要はない(だから外出する)ってな価値観が当たり前のようになっている、現代では若い世代ほど父親というか学校の先生や総理大臣のような年長者の威厳なんてものは全くなし、なんか肩書きあるだけの赤の他人だもの、菅総理=令和おじさんなるニックネームはその象徴。

しかしこうなると父親はどうやって子を育てればいいかいよいよわからなくなってくるな、子の成長とともに自分たちも老いていずれは必ずリタイアし年金生活になり、どこかのタイミングで寿命がくるから20年間以上も息子の引きこもりを甘やかして放置するわけにもいかないし、かといって今度は親の威厳見せようとしても法があって手出しされないの変に知ってるからああいえば上祐だし。

※平成一桁代の日本を震撼させた組織、オウム真理教の上祐史浩は詭弁の使い手だった

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