無職転生第11話感想:目の前で他の冒険者が死ぬのを見てからが戦士の本番

2021年秋アニメ



無職転生第11話「子供と戦士」感想


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第11話感想

今回はルディ、エリス、ルイジェルドの3人がギルドの依頼により石化の森にいる謎の魔物の調査へと向かい、そこで魔物と対峙している他の冒険者を発見、早い者勝ちで依頼を遂行しようとするなかで冒険者の中に子どもがいたが最初の努力で最大の利益を得たい恩を高く売りたかったルディの判断ミスで目の前で魔物の一撃を喰らい、猛烈な勢いで吹っ飛ばされて命を落としてしまうのを見るしかなかったエピソード。

3人はその後魔物を退治することに成功するもルディは助けられたはずの小さい命が失われてしまったことをルイジェルドから糾弾されることになってしまう。

その後に出現したレッドフードコブラなる魔物も見事退治することに成功。

街に帰ってくると依頼を交換したジャリルら冒険者が物陰で怯えているシーンを見ることになった、馬面の男から悪事を垂れ込み冒険者資格剥奪もあると脅され足元を掬われたルディにエリスを守るためならと街ごと成果物を魔術で吹き飛ばそうとしたがルイジェルドは水を被り髪の色を戻し正体を明かし自身を悪者にするかたちで二人を庇った。

ルイジェルドはルディを一人前の戦士として認め髪を剃り額の目を隠し、三人は魔大陸を右往左往しながらも故郷へと帰還する手段を求めていくのであった。

2クールとは聞いていたが連続ではなく分割だった、本当は連続2クールで作るつもりだったけど制作状況の都合上分割にせざるを得なかった感じだろうか。

ルディの判断ミスで目の前で助けられたはずの子どもの冒険者が魔物に襲われて死ぬのをただ見るしかなかった状況を経験してからが戦士の本番。

魔力暴走により他の大陸に転送させられてしまったことや価値観が元日本人の自分とは全く違うルイジェルドと知り合ったことってのはそのことを気づかせるためのきっかけにすぎなかった。

しかも魔力暴走までは外的要因で自分たちは巻き込まれた格好だったからこのあたりまではまだまだ架空のゲームの世界にいる感覚でいたんだろう、だが目の前で冒険者が死んだことでこの世界こそがいま生きている現実の世界で、自分たちも本気で戦わないと簡単に肉団子になってしまうと思い知らされることになった。

どのタイミングで助けに出ればいいか仮説を立てて最小限の力で最大の成果を出すいわゆるエッセンシャル思考で協力することを考えたまでは良かったが、自分の能力を過大評価し魔物の強さを過小評価していたようだ。

自分の能力を過大評価して窮地に陥るとか完全に「うっせえわ」含めた現代社会の皮肉じゃないですかやだー!

やはり若年層の自分の俺はこんな老害とは違う、本当の力を出していないだけだってな能力に対する自信はどこからくるのか本当に小一時間問いたいね。

当然モンスターがうごめくフィールドはビジネスの世界とは違う、といってもルディの中の人は20年間の引きこもりで背広来て働いたことはないけれど、働いたことがないからこそ、ここて司令官の一つのミスが文字通り誰かの命を落とさせることになってしまうことを実感したことだろう。

そんな事態を引き起こしても責任をなすりつけ合うのは日本国の政府くらいなもの、当然冒険者やわれわれビジネスパーソンは報酬/給料を得て仕事をしていて選択に責任を伴うからこの結果になったことに必ず責任や代償を負わないといけない。

要はいまいる世界は架空のテレビゲームの世界じゃない、魔物もHPや力なんかがあらかじめ制作者によりバランス調整されたパラメーターで数値化された存在じゃない、冒険者の死ってのは画面の向こうの誰かではなく、自分の周囲の人間が本当に死ぬんだぞ、ってことよね。

一歩間違えたら自分たちが死ぬ世界にいることを思い知り、エリスを守る覚悟を見せたことでルイジェルドから一人前の戦士として認められるルディ、なる展開が1クール目のラストにふさわしくて良かった。

一方でロキシーもルディの父パウロの知り合いとパーティーを結成してルディの捜索へと動き出したようだ、あの魔力暴走は遠く離れた家族のいる地までも飲み込んでいたらしい、ってことで故郷へと帰る冒険もここらが本当に本番になったね。

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