無職転生第13話「すれ違い」感想
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第13話感想
Aパートは魔力災害に遭ったルディと家族の捜索中に魔大陸の街に降り立ったロキシーたちの視点。
エリナリーゼは男の汗がないと生きていけない、そんな体質のようでならずもののおもちゃにされるかわりに情報を得てた。
宿に連れ込んだならずものの男の上でまたがり快楽を貪るエリナリーゼと、彼女の姿を見て魔法をぶっ放すロキシーっちゅう男性経験の有無がモロに出てる描写だったね。
ロキシーはエリナリーゼに理想の恋愛を語っていたがその語りでさえもロキシーの男性経験のなさの描写に拍車をかけてた。
ちなみにロキシーは相手を1人に絞ってる模様。
「ルイデウス」と「ルージェルド」…そして番犬ルイジェルドの飼い主扱いされていること、これはルディが魔大陸でそう名乗ってるのが理由なんだけど、そりゃルージェルドがルディであることに気づかないわ。
とはいえ「ルイジェルド」と「ルージェルド」と似てる名前の男が2人いることに何か思うことはないのかと思うんだけど、私が高校時代、漢字から何から全く同じ名前の人間が2人いたのを知ってるからな…
パーティーには人間にとって忌まわしきシグルド族の男がいるって話なんだからなおさらそうだ。
これが一つ目のすれ違い。
Bパートはルディらが条件付きで密航する話なんだけど、船でルディが船酔いしたエリスのはだけた服と下着を見て欲情して鱒描いちゃう親父譲りの下心持ちなのはともかく(あの時代に紐パンなんて存在するんだ)、これはどういう展開だ、なぜ組織が密輸してきた奴隷の少女をその組織に所属してる一人の男が解放してほしいとルディたちの密航の条件として与えてきたんだ。
なんぼ考えてもそこが大いに謎だらけなんだよな。
ルイジェルドも他の奴隷の男たち同様の扱いで一旦アジトに行かされたが、そこに奴隷の少女がいたってことだから少女たちをさらってきたのは男のいる組織とは別な密輸組織ってわけではないし、その男も組織にルディたちの密航を手配したあとは一度も登場してきていないし。
頭上から落ちてくる植木鉢の直撃に遭おうとしていたところをルディに助けられたことで多少は改心したのかしらね。
もしかしたら奴隷を求めていない男と奴隷を求めるようになった組織のそれぞれのやり方にはすれ違いが発生しているのかもしれないな。
さて、奴隷の少女が囚われて痛めつけられ殺されたってなると黙っていられないのがやはり子どもが大好きで悪事を憎むルイジェルドだよ、ご多聞にもれず考えるよりも手が出る方が早かった。
ルディはまだルイジェルドのように悪事を働く人間を自らの手で殺す覚悟はついていないかな、悪事を見逃せないルイジェルドに男たちの殺害の方を一任させていたりするあたり成熟はまだまだ先の様子。
でも最初は自分たちというかルイジェルドの評判の悪化だけを優先してアジトにいる奴隷の少女たちを見てもなお穏便にことを済ませようとしていた少年が最終的には彼女たちを助けることを選ぶあたりすこしは成長をしているのかな。
この場合、奴隷の少女に目をつぶり見殺しにした方が評判下がるからね。
後から捜索しに来た獣族の男たちに人攫いと間違えられて拘束されるのはこの手のファンタジーものであれば王道的なすれ違い方だよね。
とはいえまあルディは奴隷の少女にも欲情をしていたからなあ…
これが二つ目のすれ違いだ。
あとは船でエリスに欲情してすかさずトイレで「擦って」きちゃったルディをいれるとあれで3つ目になるのかな、そういうことにしておこう
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