NIGHT HEAD 2041第9話感想:主要人物相次ぐ退場

2021年夏アニメ



NIGHT HEAD 2041第9話「逆理 -Paradox-」感想


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第9話感想

なあ、黒木兄弟の両親の話はどこに行った!?

今回一度も話に出てこなかったぞ。

なにせ親の記憶や本人の過去といった個人レベルの話がいきなり地球が消滅するしないレベルにまで大きくなっていったからな。

そして能力者の主要人物が役割を終えたのか知らんが相次いで退場していくもんだから風呂敷のたたみ方が急すぎて頭が追いつかないので、前回と前々回の御厨と予言者の奥原晶子の話をもう一回おさらい。

これ話を聞くに御厨が霧原兄弟をいるべき世界へと導くために力を借りた8人の子供たちのうちの4人が正幸や道夫、玲佳、あとは秋山唯ってことになるんかな。

御厨が霧原兄弟に言ったこととは・・・

2023年に突如として地球の人類の2/3、精神エネルギーを受け入れた別な次元の地球へと転移し1/3の精神エネルギーを受け入れない人物はそのまま取り残された。

精神エネルギーを受け入れた人たちが転移した別次元の地球は国境もなく人々は深い相互理解により戦争もない社会が形成されているという。

霧原兄弟は予言者のミサキからの予言を受けて御厨により親から引き離されたのち2014年に先行して一度精神エネルギーを受け入れ別な次元の地球へと転移した人物であったが、死にゆくミサキの遺言を受けた御厨により2023年に予言のとおりに出会った双海翔子と8人の子どもたちの力を用いて別な次元にある2つの地球の中間地点にさらに別な世界を作りそこに研究所を設置しもう一度、取り残された方の地球へと呼び戻すことにした。

そしてミサキからの予言を通し霧原兄弟を呼び戻すことは彼らの役割である取り残された地球にいる1/3の人類を救済するために必要なことであったという。

研究所内にある翔子が残したノートにはロンゴロンゴがギッシリと書かれていて、それを見せた御厨は役目を果たしたとして消滅していった。

(そしてロンゴロンゴの教えのとおり、繁華街でホステスとして働いている能力者の秋山唯※第2話においてダイナーの店員をやっていた人物で霧原兄弟と逃走した人物、と再会した)

奥原晶子が黒木ユウヤに言ったこととは・・・

保安隊のネットワークにリーディングを心んだユウヤの目の前に現れた奥原晶子は2023年、争いや競争を否定した平等主義の人間が精神エネルギーに依存するようになると世界を2つに裂き、欺瞞に満ちているという精神世界へと消えていった。

そのため、奥原晶子は残った人間が二度と精神世界へ依存することのないように物質主義社会を構築しメッセージを送っていたという。

精神世界に消えたはずの霧原兄弟が戻ってきたことで2つの世界の均衡が崩れ世界が消滅しようとしているので、彼らを消す必要があるといい、ユウヤが共有している霧原兄弟の記憶を使い彼らを呼び出した。

前々回は第三次世界大戦を回避するために精神エネルギーを受け入れたものだけが別次元の地球に転移できる過程をノアの方舟として表現していたが、こんどはキリストの磔刑の絵画モチーフにしたであろう保安隊による能力者、霧原直人の断罪シーンが出てきた。

霧原兄弟はキリストのような人々をお導きになる神ってことになるんだが、精神エネルギーってのはいわば神のようなもので、信じた人は別次元の地球に転移し、信じない人は転移しない、そんな振り分けがなされたのが2023年なのか。

で、このときに精神エネルギーを受け入れず、国の政策により物質主義の地球というか日本というか、そこに取り残された人間を救い精神社会へと転移させる神の役割を御厨から与えられたのが霧原兄弟なんだけど、神の介入で物質主義の地球が近い未来において消滅することが決まったうえ、神が作り出した社会など欺瞞の存在にすぎないと吐き捨てる奥原晶子により彼らは犯罪者だから断罪し消しちゃいましょう、って流れ。

まさに宗教的だ。

一度神が断罪を受けるも後光がさしてまた蘇ろうとしてるのも宗教的。

一度2014年に霧原兄弟が精神社会に行ったのはこれは創世記の天地創造にあたるんかな、7日ではなく7年かけて別次元に平和な世界を作り、地球の人々を振り分けてノアの方舟に乗せてその地球へと転移させた。話

ちょうどノアの方舟の話もその創世記に書かれていることだしね。

だから改めて聞くとやはり御厨と奥原晶子の言うことがどちらも胡散臭くてかなわんのよね、宗教の話が前提にあるから。

道夫と玲佳がどう考えても陰謀論レベルで胡散臭い奥原晶子の言う予言を脳筋レベルでいとも簡単に信じてるのが実に滑稽だった。

彼らも保安隊にずっといたからな、そこで自分の持ってる正義ってのが徐々に増幅されてきたんだろう。

逆に能力使える黒木兄弟が奥原晶子の言うことをやたら冷静になって考えられてるってのもあってさらに滑稽。

やはり陰謀論や予言は多くの人間にとって融和性が高いってのを思い知ったね。

予言なんて当たったためしないだろって話しなのよ、1999年に世界が滅亡するとさんざん世間を賑わせてきたノストラダムスの大予言、あれは予言書って題だけど実際はただの日記だって話もあるけれどみんな予言だと信じちゃっていて本まで多数出版されたじゃない。

でも結局その予言はどうだ、2021年になっても私たちは生きていて、もうノストラダムスの名前なんて出てきやしないではないか。

現実に起きたことをあとから予言書だって言って記された文章に適当に都合いい解釈で照らし合わせて当てはめていくなんて作業してりゃそりゃ必ず予言も当たるわな。

楽だよ予言者なんて、同じことを何十年もえんえんと言ってれば実際に起きたときに当たりにされて周りから何十年前から未来が見えていたすごいとあとから探してきたなんも知らない人から勝手にちやほやされるんだから。

必ず勝てる後出しジャンケンしてるだけじゃないか。

予言モノとか陰謀論モノはたまに見るけれどそれは個人的には完全に笑いのネタであるってだけ。

そんな奴らがマスコミ含めて世の中に蔓延っていたから人々は戦争を渇望し、実際に大戦が起き、その反省で奥原晶子はオカルトを全否定してまで人々を現実主義に立たせてると考えればいいのかなこれ。

話を元に戻すと、主要キャラが相次いで退場していったことで登場人物はとうとう霧原兄弟と黒木兄弟に絞られた感じかな。

これどういうふうに終わらせていくんだ。

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