お兄ちゃんはおしまい!第1話「まひろとイケないカラダ」感想
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第1話感想
2年間ヒキニートで叡智なゲーム三昧の兄、まひろがある朝目覚めると体が幼女の姿になっていた、それもそのはず、飛び級で大学生になっている天才妹のみはりが実験で作った薬が知らぬ間に食事に仕込まれていた、まひろはみはりの人体実験の対象になっていたのだ。
ここからまひろは慣れない幼女としての生活がはじまる、そんな話。
いわゆるTSものになるんだけど、大学生の妹の人体実験の材料にさせられるヒキニートの兄が情けなくて情けなくて笑えてくる。
オープニングからエンディングに至るまでやたら作画に気合が入ってるもんでなおさら泣けてくる。
家を見るに立派できれいだし、親の経済状況がいいもんでここまで兄はヒキニートになって甘えてられるんだろうなーって感じ。
しかも成人男性だったはずの姿が女子中学生に幼女化してるのがまたなんともほろりとくるし、ステロタイプのヒキをそのまま表現したかのように兄の部屋の中がゲームのパッケージで散らかり放題なのがまた哀愁を誘う。
しかも妹はうってかわって飛び級で大学に進学しているという、ああ、常々兄は親戚中、あるいは高校大学でも妹と比較されて生きてきたんだな…ってのが手に取るようにわかる。
その叡智なゲームのパッケージを幼女が持ってるってなんともシュールな絵面もあったし、トイレを立ちションしようとしたりブラは胸が締め付けられるからやだと拒否したかと思えば結局はスポブラつけさせられたり家から出る訓練させられたりとよりいっそうまひろのダメ人間らしさに拍車をかける。
下着はこれねって言って多分妹がずっとはいていたであろうものを渡されて(ちゃんと洗って綺麗なやつをだよ!)服も同じく妹チョイスのものが提供される、これじゃもはや妹によるヒキニートの兄の介護じゃない。
私は兄側の人間になるんだけど、世界中のヒキニート兄をもつ妹からしたら2年間も部屋で食っちゃ寝してはゲーム三昧で自堕落な兄をどうにかしたいって思いが強くなるかもしくは行動派な人になると見捨てるかのように家を出ていってしまうかのどちらかになるんだろうな…
やはり妹によるダメ兄貴の引きこもり脱却作戦のの一つなのかもしれないね。
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