王様ランキング10話感想:ボッジは強くなった!……のか??

2021年秋アニメ



王様ランキング第10話「王子の剣」感想


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第10話感想

なるほど、ボッジの身のこなしの軽さと耳が聞こえなくても何を言ってるのか分かる読唇術はベビンが使っているあの巨大なヘビが教育をしていたからか。

ボッジは佐村河内守なのではなく、読唇術で何を言ってるのかわかっていることは当作品における前提となる設定であるが、それを教えた者の名が判明した。

まあそのベビンはダイダ派だったがな!

とはいえベビンもボッジのことは認めていて、とらわれていたはずのカゲに手紙を託したのはボッジが強くなればこの国を救う存在になるやも知れぬと感じていたから。

でもベビンはダイダ派なんだ。

ボッジを王にすればいいのでは?と思えなくもないが、国王になって国を統治することと強くなって国を救うことは全く違う能力が求められるからね。

ボッジが免許皆伝したその武器とは……なんとやはりレイピアだった!

女性や非力な人物でも扱える近接武器ってなると剣やオノやヤリではなく間違いなくレイピアが連想されるからね。

だがちょっと待ってほしい。

調べてみたんだけど軽そうなイメージの強いレイピアもレイピアでそれなりに重いことが分かった。

1.3kgあるのでレンズを装着した小型の一眼レフやモバイルノートパソコン並みの重さがあるわけで。

私がブログを書くのに使っているノートパソコンは本体だけでも1.8kgの重さがあるしな。

それはさておき、ボッジはデスパーとの修行で本当に強くなった…のか?

なにせ酒場での一悶着は事前にデスパーとアバン兄弟らの間で仕込んでいた演技だったっていうんだぞ。

まあ師匠であるデスパーが免許皆伝するくらいなんだから本当に強くなってはいるんだろうが、ボッジを強くみせる演技をみんな揃いも揃ってしていたっちゅうネタバラシがあったことでその強さは本当のものなのかこちらには全くわからなくなってきている。

周りもあいつは強い、強そうだ、この世で一番強いと言ってきてるくらいだから強いのにはまちがいないんだろうが、酒場で見せたボッジの立ち振る舞いは本当の強さかと言われると演技のせいでそうではなくなってしまうわけで。

それこそデスパーの言う通りハッタリなのかもしれないしな。

実戦では誰も演技をしてくれないからね、生きるか死ぬかの世界だから。

ではなぜデスパーたちはそんな演技をわざわざ仕込んだかというと、ボッジに周りからなんぼ侮辱されようが強い心を保つ自信を持ってほしいからだろう。

実際は弱くても強そうに見える所作をするとみななんだかあいつは只者ではなさそうだ、とおそれをなして逃げていくからね。

とくにボッジの場合は一見すると明らかに体は小さいし言葉は話せないしちんちくりんだしで弱いが、周りからあいつは強いって評判が広まり自分もそのような素振りをすることで本当は秘めた強さを持っている、とギャップを与えさせ戦意を喪失させることが期待できるわけだ。

もしかするとデスパーはボッジにギャップで戦意を喪失させて強さを誇示することを狙っているのかもしれない。

変わって話はカゲがボッジの修行の最中に聞いていた王国にはびこる陰謀のことへと動いていった。

ボッジは実質的に自分を追い出したヒリングこそその陰謀の首謀者ではないかと思っていたが、カゲは知っていた。

ヒリングは実はボッジを助けるためにいろいろと尽力していたことを。

ヒリングがボッジの旅を同行人付きってな条件付きで許したのも王国になにやら怪しい気配のにおいがしていて、ボッジを遠くへと避難させる狙いもあったしな。

そのことを知ったボッジは一度はヒリングを疑った自分をカゲの指摘で自省して自ら顔をボコボコに殴っていったがこれで確信したね。

本当にボッジは強い人物におなりになったことに。

自分の考えを戒め自らの手で顔を殴る反省の意志なんてなかなかできることではないよ。

現に謝ったら負けと言わんばかりに自分の考えは絶対に正しい、間違っているのは自分以外の周囲の人間だ、と自分は常に正義の側にいると思ってしまってるあまりにも幼稚でバカな大人が専門家でさえごまんといるからね。

なぜこんな大人だらけなのかというと、やはり常に周りから甘やかされて生きてきたからだろうな。

幼少期からずっと甘やかされて生きてきたことで自分は特別な存在で常に周りの人間から何か施しをしてもらえると思い込むようになり、自分の思い通りにならないのは周りが間違ったことをしているからで、自分はそれを正す存在である…とさえ考えるようになってしまう。

そんなのは学校っちゅう集団生活の中で消え失せるものだと思っていたけどな、おっさんおばさんにもいるのは学校でも会社でもずっと腫れ物扱いされてきたからだろうね。

戦いを知らない世の中になるとこんな人物でも生きられるようになるが、それにはかなりコストを支払うことになっているのが現代なわけで。

最近は45歳定年や新卒採用をプロ志向の人物だけに絞り込むところが出てきたのは甘やかされて育ってきたような人物に会社がコストを払い続けてきた(日本式雇用は正社員はなかなか辞めさせられないので社員がつけあがる)はいいがそんな人物ほどTwitterで文句タラタラ垂れ流してるからだろう。

だから自省して自分で顔をボコボコに殴れるボッジの行いはじつは普通の人にはできないことで、それができるボッジは本当に強い子になったよってことよ。

こいつ、もしかするとやり手になるのではないか…と感じずにはいられなくなったね。か

カゲも自分を守ってくれた母親の死や、裏の世界で生き抜くことを選ばされたことで親のあたたかみや親を信じる勇気を持つことを身をもって知っているからな。

親を信じることと親に甘やかされることは全く違うこと、前者は自身が生きる上での糧になるが、後者なんて自身は知らないだけで高いコストにしかなっていないからね。

いやいやらボッジくん、見た目は弱いかもしれないが精神は十分に強くなったよ。

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