王様ランキング23話感想:そしてボッジは王にならなかった

2022年冬アニメ



王様ランキング第23話「王様と太陽」感想


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第23話感想

これにてボッジ少年の冒険はひとまず完結!といったところかな。

ボッジがボッスの後継ぎとして国王に就任し務めを全うするのではなく、弱いままだった自分を強くしてくれたカゲとの友情を選び自分で国を作り上げていこうとするあたりがボッスの遺伝子を引き継いでいるといった感じでなかなか良かった。

友情を取ったのもあるだろうし、現状のままの強さでは納得行かず、カゲとともにさらなる強さを求めたかったってのもあるだろうか、やっぱりボッスと考え方の根幹は同一であるあたりが血のつながっている親子なんだよな。

ボッジにとってヒリングは継母の関係にあるんだけれども、それでもボッジにとっての太陽のような存在になろうと動くさまは良き母親に感じたね。

その一方でボッジが国王の座をダイダに譲位したことによりなんと自分の野望を叶えるために一度はこの国そのものを滅ぼすために暗躍していたミランジョが国王の妃になっちゃった!

ダイダはやはりボッス譲りなのかなあ、強さにこだわる一方で悪役の悲惨な過去を認め、他人を愛しいたわる心を見つけたってことでここは納得。

彼女にとってはボッスの遺志を継いだダイダが国王になったことで願ったり叶ったりなのかもしれんが・・・ヒリングたちはやっぱりどう折り合いをつけるんだろうか、こちらも気になるんだよな。

まあダイダっちゅう曲がりなりにもボッスの遺伝子を受け継いで強い男子と結婚したミランジョ自身が過去の行いを猛省してるでしょうからもうこれ以上暗躍することはないだろうと思いたいけどね。

当作品、終わってみれば絵本のような絵柄だと思ったらストーリーも「耳が聞こえず強さを奪われたボッジが旅をする中で修業を重ねて精神的に強くなり、悪の暗躍で崩壊寸前だった国を平和にして自らが国王の座に就くことに飽き足らず強くしてくれたパートナーと自分で国を立ち上げるために動き出す」っちゅう本当に絵本だった印象を受けた。

強さってのは腕力筋力持久力のような肉体的なものだけではなく耐え難きに耐え決して諦めない精神的な強さも含まれる、突然部下に火山に落とされる現実を味わわされてもなお、自分が弱いから火山に落とされたのだと自覚して周囲の人々の助けもあり肉体的な弱さを精神的な強さでカバーしてその上で持てる武器を最大限使いこなして成功体験を得ていくっちゅう流れは見どころだった。

反面後半、ミランジョが自分の野望を叶えボッスと歩きたいからって理由で国を滅ぼすために冥府の罪人と魔獣を連れて帰ってきたあたりからの展開が冗長に感じたかなあ、2クール目の展開の大半この話に費やされていたしな。

結局死闘をなんぼ繰り広げようが冥府の罪人もダイダの部下も誰ひとりとして死んでないし、しかもパンチも弱かったし特に心惹かれる部分は感じられず。

結局のところ、王様ランキングにおけるランキング要素は最後まで特に明かされることはなく、冥府の王であるデスハー以外に他のランキング上位の国王に会うこともなく終わってしまってやや不満感はなくはないが、それでも現実の厳しさに対し、周囲の人々の優しさを対比的に織り交ぜていった当作品は楽しめた。

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