サクガン第5話「NO WORK, NO LIFE」感想
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第5話感想
「働かざる者食うべからず」回、実際のこの諺の英訳は全く違うが、解放されるために労働使役をこなさないといけないって点では大きく変わらないだろう。は
罰則にしては妙に軽い気もするが、以前にメローロから依頼を受けたほかのマーカーは多分配管の組み替えに巻き込まれて転落死したのかなこれな、そうなると軽い刑罰ではないってことになる。
今回出てきたアニムスってどんな物質なんだろうなこれ。
防護服を着させられているってことは間違いなく汚染物質であることは間違いないし、漏れ出ものに至っては帯電さえしていたぞ。
メローロもアンダーワールドなんて呼んでいたし空の描写はどこにもないから、古の人類が何らかの理由で地上を放棄して地下に作った箱庭がラビリンスとコロニーを総合したアンダーワールドで、風の神がおわす神殿なんて呼んでる場所はアンダーワールドに風を供給する設備になるんだけどだとするとその風はどっから集めてきたってなるし、アニムスは「供給されてくる」しで頭が???となっている。
なぜ防護服を着ないといけない汚染物質であるところのアニムスが配管を伝ってアンダーワールド中に供給されているのかってのがもっとも頭を悩ませる部分になるんだけど、おそらくこれは核燃料のようにアンダーワールドの発電所の燃料で人間や動植物が生きられるようにしてくれている物質なのかもしれないな。
将棋はできるのに施設のメンテナンスはできない、施設はあまりにも巨大だし、ラビリンスは開拓地であることを考えるとコロニーの閉鎖された空間でずっと暮らしてきたことで技術継承ができなくなったんだろうか。
じゃあそうするとカイジュウはどこから出てきたってなってしまう、今回に至ってはまったくカイジュウなんて出てきていないしな。
そもそもアンダーワールド内は広いのか狭いのかよくわからなくなってきた、アンダーワールド内全てのアニムスをここでパイプに送ってるのか、それともいくつかあるラビリンスやコロニーの一つに供給しているだけにすぎないのか。
それでも故障、破損箇所がわずか一ヶ所だけっていうメンテナンスフリーな設備を作り上げた古の人類の技術力の高さ(風向と強さ帰るのにいちいち配管を組み替える必要がある設備は高い技術力なのか?)がうかがえる。
メメンプーとガガンバー親子に目を配るとさながらRPGのダンジョンみたいな仕掛けだらけの場所にもかかわらずいつものように先にどんどん行こうとする熱い娘とちょっと冷めてるけれど止めるわけではないし後ろから見守る父っちゅう関係が構築されてたね。
メメンプーは将棋も強かった、大学を飛び級で入れるくらいだから頭を使うゲームで真価を発揮できるのは当然か。
むしろ将棋は駒の動かし方に至るまでいまでも受け継がれているのか、まあこっちはテーブルゲームだからコロニー内でできるしね。
自分の頭の中だけで完結しちゃって周りへの説明がド下手になるのは分からなくもないな。
後半、ガガンバーとメローロに修理させたのはバルブの開閉しか描写してなかったけれど破損箇所を避けるようにして風の行き先を組み替えたのかこれ。
「好奇心はネコを殺す」メローロのその発言のあとでメメンプーは絶滅寸前だと説明されたハゲタカのひな鳥を守ろうとして汚染物質であるところのアニムスを思い切り浴びてしまっていたけれどもしかするとこれ父親ではなくて娘の方になにかよからぬフラグが立っちゃった?
メメンプーは好奇心が先行して先走ってる印象しかないけれどこれがかえってあだとなってしまう?
絶滅危惧種のハゲタカを守るためなら自ら犠牲になるのもいとわないってやつ?
これはマーカーたるもの野生の生物に害を加えるべからず、みたいな教えも脈々と受け継がれているんだろう。
最後にガガンバーやメローロが「子どもと旅するのは悪くない」「メメンプーのことは大事にしてあげてください」なんて立て続けに意味深な言葉も残してきたしな。
まさか目的を達成できぬまま死んでしまうのは父ではなくて娘になってしまう?
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