サクガン6話感想:結局平等ってなんだろうね

2021年秋アニメ



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第6話感想

これが当作品の作風?サクガンってなんぞやって話になってきた。

平等がどうたら、正義がどうたらって会話がやけに目についたんだけども…

個人的には正義だ!ってうるさい人間は嫌いだ、去年大量に出てきたよな、自粛警察っていう名の正義を殊更に主張してくる輩がネットで大量に。

当作品もアニオリだし、アニメを使ってアニメーターによる社会風刺をしたかったのかもしれないな。

今期はやたらロボットアニメも増えているがおそらくこれは不平不満を訴えても何も変わらない社会に対し、ロボットなる強い兵器を使って打ちのめしたい、変革したいっていうレフト寄りの思想が具現化したものだろうし、その前は○ランプ前大統領のパロキャラが目立ったし(ルパンですら髪の色を変えた○ランプが出てくる始末)オリジナルアニメを使って社会風刺をするのが最近の業界のトレンドらしい。

当作品もそんな視聴者が感想を述べづらいテーマに切り込んできたとはね。

で、正義がどうとか言っていたけれど、行き着く先ってどうなるかっていうと、これ、30代以上なら誰でも知ってる○ウム真理教やあまたのテロ組織になるんだよな。

たしかに不合理なものを無かったことにして名目上の平等を生み出す輩もそれは許せないが、なぜか悪人ほど平等と綺麗事をうるさく言いたがるんだよな。

綺麗事を言わせて世論誘導することで自分たちの悪事から目を逸らそうとするのが狙いなんだろうけれども。

ユーリ団の活動はまだ甘っちょろい、そもそも彼らは少年たちだからってのもあるが、○ウムは国政進出失敗(彼らは真理党を作って幹部たちを出馬させて選挙に出たことがある)したことを機に本気で武力を用いて国家転覆を図ろうとしていたからね。

彼らはなぜ残虐な行為を繰り返しているのか、突き詰めていくと宗教や思想に基づく自分たちが想像する正しい社会ってのが理想としてあって、その正しい社会を手段を問わずに実現するためだ。

過激思想になるのは事件を起こせばテレビや新聞で取り上げて公衆に短期間のうちに注目されるからだろうな、これは捕まらないくらいの事件起こせば公衆が注目してくれるだろうと後先考えずに事件を起こす迷惑系Youtuberと根本的な考え方はいっしょ。

大半の人間は自分たちの行いには反感を買うだろうがそれも自分たちの活動の正しさの証明となるばかりか少数の人間は自分たちを支持してくれるだろう、それが狙いだから。

こちらから見ると彼らの行いは残虐非道に見えるが彼らからしたらそれこそが正義、だって世の中の方が絶対に間違っているとずっと思っているわけで。

同じように平等の名のもとに不都合なものを消そうとする権力を持った大人に反抗し理想の社会を求めようとするユーリ団にガガンバーは何をしたかって落ち着いて考えてみたら、昔若い頃に自分の考えが正しいとやんちゃした結果仲間を殺される失敗したから、お前たちも正義に溺れてないで頭冷やせとしか言ってないんだよな。

ストーリーのテーマは重いのにガガンバーの行動原理にさほどの重さはなかった。

でもガガンバーの一言ですんなりユーリ団が正義に酔うのをやめられたあたり、彼らというかユーリも1割2割は自分たちの行いは間違っていると感じていながらも、止めてくれる大人がいないから止められなかったんだろうね。

まだ話を聞いてくれるだけマシだった、世の中、大人たちが止めようとしても止める気がなく、その結果大失敗して人生を棒に振るキッズだらけだしな。

Youtubeで誰しも動画を投稿できるようになったいま、賞賛してくれる人ばかりが先に集まってきてくれるから気を大きくしてしまうんだろうね。

100人はやしたてる大人がいるところに間違っていると言ってくれる人間が2〜3人あらわれたところで話を聞くわけがないからな。

ユーリがガガンバーの一言だけで頭冷やせたのは賞賛したりはやしたてたりする大人が誰もいなかったってのも大きいだろうな。

自分の抱いている正しさを疑えるようになっただけでも大人になれたよユーリはな。

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