サクガン第8話「MEMORIES & REGRETS」感想
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第8話感想
活発な冒険活劇を期待していたが、なんだかじめじめした話しかしないなあもう!
あのザクレットゥからの糾弾と銃弾と相次ぐ火薬の爆発でガガンバーは娘の目の前で瓦礫の下敷きになって死んだと思ったら生きてるのかい!
まあガガンバーが死ぬのはおそらくここではないってことで都合よく死なない展開にしたんかな。
それもこれもみんなうなじ付近に埋め込んだ改造パワーつのおかげってそっちに仰天だったよ。
明らかにガガンバーは死ぬような演出だったじゃない!!
それより何より実はガガンバーらの旅に途中から合流してきたザクレットゥはガガンバーのかつての相棒の妹で、カラカラコロニーは偶然近くにあったから立ち寄ったわけではなく両者のかつての故郷であえてそこに向かわせるように誘導していたってまたすんごい展開を持ってきたな。
マフィアに捕まったのを助けた代金に高額報酬を請求していたのも、支払えないと分かると支払うまでついていくとしつこく旅に同行していたのも、ガガンバーらを植物の中毒症状にさせてカラカラコロニーに導いたのも全てはガガンバーが若かりし頃にルーファスの命を落としたことに対する慰謝料を求めて、あるいは死に場所にさせるつもりだったからなのか。
まあ唐突に現れてガガンバーのたびに強引についていくなんざなにか理由、目的がないとやらないのだけはわかるけどな。
あれ、ザクレットゥは前回まででそんなことを匂わせていたっけな、前回は謎の植物により中毒症状を起こすってな不気味な回だったし、会話でもそんな話はなかったぞ。
唐突に現れたとってつけたような設定だったから花澤香菜の感情的な演技を聞かされてもあんまり心動かされることがなかったな。
ルーファスも本編開始時点で故人で回想シーンくらいしか登場シーンないから人となりをそれほど知らないし、同じ理由で思い入れも全くないからなのに彼の死のことで責任を取れと銃をぶっ放し火薬をバカスカ使って攻撃されても困るんだ。
結局のところ、ザクレットゥの方がルーファスの死を今でも全く受け入れられなくて、命を落とした遠因となったガガンバーが帰ってこなくて別なコロニーで結婚して娘を授かりいまこうして楽しそうにふたりで旅をしていたり、かと思えばてめえか半ばルーファスを殺したようなものなのに、どういう口で仲間なんていらねえなんてほざいているのかが全く理解できない許せないってことでFA?
あれか、ザクレットゥにとっては身内を殺人した輩が何年経っても捕まることなく過去に殺害した事実をさもなかったかのように自分よりもいい人生を謳歌してるのが許せないってやつか。
でも側から見てると一番過去にとらわれているのは誰よりもザクレットゥにしか見えなかったな。
ルーファスの死を受け入れるのはむずかしいのは重々承知ではあるけれども。
急にザクレットゥがガガンバーを救出した感謝料を要求する女から兄を(実質的に)殺したマジモンの敵になって驚いているよ。
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