先輩がうざい後輩の話第3話「そしてクリスマス」感想
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第3話感想
ネクタイを、つけてほしいと願う乙女
聖なる日が近づき社内恋愛の恋模様も色鮮やかになってた。
やっぱり必見なのは双葉と桜井さんのサンタ姿だな、ちっちゃい双葉のサンタ姿もいいけれど、やはり桜井さん背は高いし出るところは出てるからそりゃ若い男性社員であればみんなスマホのカメラを向けるわな。
これであなたがた家に帰ったらこっそりベッドでお世話になるんだろ?知ってるんだよ。
業務は仕事納め前ってこともあって年末進行でものすごく忙しいけどクリスマスには社内イベントができる自由な時間がある会社がブラックなわけがなかった。
プレゼントをあげるかどうか悩み、渡すネクタイの色に悩み、当日渡すタイミングに悩み渡しそびれたらべつに渡すほどのものでもないと言い訳するんだけどそれは本音であるはずがないっちゅう恋する乙女のなんとかわいらしいことか。
店員さんに聞いて選んだネクタイが渡すほどのものでもないことを双葉が一番よく知ってるだろうに、だから恋する乙女の本音と裏腹な発言は見ててこれからの恋愛をするうえで学べるところがあるんだよね。
武田にだけお菓子をたくさんあげようとしたり、最後なんてネクタイをついデスクに飾ろうとする武田についついネクタイしろと強い語気で本心までだしちゃったりと双葉は本音をまったく隠してないよねもはやね。
悪い印象を持たれてない異性からもらったネクタイを汚さないようにだいじに「飾る」あたり武田の人の良さが出てきてるし、逆にそのネクタイをしてほしいと願う双葉の乙女心もぞんぶんにでてた。
乙女は好きな人には自分のプレゼントしたものを自分の分身だとして身につけて欲しいと思うってのは覚えておこう。
年越しは二人だけで過ごせよもう。
桜井さんはついに風間に踏み切りの音を使って言っちゃいましたよね?あの2文字を。
なに退社した後に会社の前で桜井さんが出てくるのを待ってるのよ風間、完全にこのあとのご予定のお誘いじゃありませんか。
ここで高級レストランよりも近所のラーメン屋を選ぶところが風間らしいわ。
これ桜井さんもラーメン屋なんてムードは皆無だけれどそんなことは当然知ってるし、だから風間からどこか食事に誘われたから行くってことになるわけで、つまりは気がある人からのお誘いなら東天紅みたいなところでなくてもサイゼリアでも行くっていうこれもこれでまた違う恋模様が展開されてた。
こんな夜中に二人きりでご飯食べたらこのあとはもうやることはひとつに決まってるのではなかろうか。
悦びを知りやがって!俺にもさせろよ!
はやく桜井さんが踏切の音にかき消した二文字の言葉が結ばれてほしいと切に願っている。
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