先輩がうざい後輩の話第12話「先輩がうざい後輩の話」感想
前回の感想記事

第12話感想
ピシッとアイロンがけしたスーツを着てるはずなのに中学生や小学生に間違えられる双葉、とともに男女における初対面の印象が最悪であればあるほどその後の関係が進展していきやすい法則。
いわゆるギャップってやつなのかな。
とはいえ、その法則があてはまるのは誰からもモテモテそうな人気者に限られるので私のような日陰者には絶対に当てはまらないけどな。
これがモテるものとモテないものの間に絶対に埋まらない溝として存在する恋愛格差なのだ。
Q.双葉たちの会社はどんな業種なの?
A.商社
最終話にしてもう一度双葉たちの会社が商社であることを改めて思い出させるエピソードだった。
とはいえプレゼンを含めた仕事のシーンはことごとくカットされていたからどんなものを商材に扱っているのかまでは分からなかったけどな。
仕事のシーンがほぼカットされているのは大学サークルの延長線上に会社の光景を描いているからだろう、やたらと会社行事の描写が多いのはその証左だ。
ってことでメインはずーーっと描かれ続けてきたた職場ラブコメになるのかな。
結局双葉&武田も風間&桜井さんも誰もかれも男女の関係は進展しないんかい!ってツッコミを入れてしまったけどな。
まあ関係が進展して交際が始まるときはおそらく原作が終了するときでしょうからそれはそれでいいのか。
他の人との祝いの飲みの誘いを断る武田に行ってこいと促す双葉、行ったは行ったで自分も一人飲みをしてずっと隣の席にいる先輩の存在の大きさを改めて思い知るあたり、本音では行ってきてほしいが行ってきてほしくなさもある複雑な乙女心。
だが、双葉と武田の関係はやはり最後まで武田は双葉のことを単なるかわいい後輩にしか見てなかったのでこの先も関係が発展しないように見えてしまう。
意識をしてる男性から頼られたい女性と仕事上の関係でしか頼らない男性、やはりここで下心ありきの頼る選択を男性が取らないあたり脈なしは確実。
それに、「横に誰がいるのかは分からないがその時までは俺が守る」自分ではない誰かが双葉の横にいるときがいずれ必ず来るだろうと言ってる時点で可愛い後輩なんだけどそれ以上の関係までは考えていない、やはりその気はないのは確かなんだよな。
ほとんどペアで行動しているとはいえ、仕事の関係止まりだった。
最初に職場体験の中学生扱いしたやりとりが尾を引っ張っているんだろうか、武田が双葉のことを女として見ることは終始なかったね。
なので双葉はなんぼ意識をしようが知ってか知らずかずっと一人相撲を取っていることになるわけで。
しかも絶対に勝てない一人相撲だ。
頼む!双葉はその事実を絶対に知らないでくれ!ずっと一人相撲をとっていてくれ!不幸になってしまうこと間違いないからな。
もしくはやはりこちらも双葉が武田をホテルに誘い押し倒すしか関係を進展させる方法はないぞ。
女が積極的に男を押し倒さないと進展しない恋愛をしてるのか双葉も桜井さんも。
いやしかし12話までやってきて全く男女の関係が進展しないラブコメってのも珍しい気がする、普通のラブコメはそんだけエピソードがあったら絶対にラストは交際に至ってるか、もしくは交際までは至らないけれど進展してるからのどちらかだからね。
まあそれには職場っていう特殊な環境での色恋模様であるってのはあるんだろうけどな。
職場恋愛は難しいのよ、経験者は語るが、絶対に妬みの邪魔が入ってくるからな、それも男の。
しかも気まずくなると仕事によろしくない影響を及ぼしちゃうし、だから勢いで突っ走れないのよね、まあ職場に限らず、ひとり突っ走った恋愛をする人間はそれはそれでドアホだけどさ。
果たして武田先輩が双葉を女として見るときは来るのだろうか!?続きに期待していきたいね。
コメント