シャドーハウス2nd Season第9話「最後の授業」感想
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第9話感想
ケイトたちはついに謎のローブ様の正体がマリーローズ&ローズマリーであることを突き止めた、すでにおじい様にお呼ばれされているという彼女の口からはこの屋敷の残酷な秘密が語られていった。
ってことで前回の名探偵岩永ケイトの推理により暴かれた最年長のシャドー&生き人形であるマリーローズが語るこの屋敷の秘密、それはシャドー&生き人形はおじい様からお呼ばれされることで大人になれるが、その際、儀式により生き人形とシャドー(正体は人間)は一体化されることだった!
これは視聴者からしたら1期目の後半でケイトたちのお披露目試験を担当してからのエドワードの姿を見ればなんとなくは分かることだけど(大人たちはシャドーと生き人形の二人一組ではない)ケイトたちからしたら初めて聞くことになる事実でもある。
事実上のシャドーによる生き人形という名の人間の乗っ取りになるんだけど、これ、ドラえもんでも似たようなのがあったな。
調べたところ影切りばさみか、これははさみで切り取った自分の影は最初は本人の命令に従うだけだったんだけど、時間が経つにつれて陰が自我を持つようになり、最終的には本人と入れ替わろうとするのよ。
で、マリーローズは屋敷の秘密を知っていてすす能力に開花したこともあり余計なことを考えてる同志を集めて脱出を図るがお呼ばれが決まり時間稼ぎをするためにこびりつきを操作して身長や声を操作したり、ローズマリーを長期のすす病にさせたりしてその間に脱出ルートを探したがおじい様とともにある棟を通らないと脱出できないことが判明した…
そしてマリーローズは捕まらないようにケイトとショーンに大量のこびりつきを浴びせると特別レッスンと称して逃亡を図った…
ってことでマリーローズとローズマリーが突如として変貌してケイトたちの敵キャラになっちゃった!
しかも屋敷内での経験の差から終始ケイトたちは圧倒されてしまってるというね。
マリーローズでこの強さってことは、エドワードたち大人たちはもっと強いってことになるが、ケイトたちはどこかのタイミングにおいて彼らといずれは戦うことになるのだろうか。
ちなみに…お呼ばれの儀式はなにやら棺というか箱というか、緑色の物体に入れさせられてまゆをつくり、一体化に失敗すると人間もシャドーも両方とも命を落とすようだ。
つまりは成功すると生き人形とシャドーが一体化、失敗すると両方とも命を落とすというどちらにせよ絶望の結末しか待っていない、しかもいま屋敷内にいる大人の数を見るに、おそらくこの儀式は失敗する確率の方が高いみたいだ。
ちなみにお呼ばれの順番に星付きかどうかは関係ないらしい、ってことは屋敷内で怪しい動きを見せるような奴がいたら即お呼ばれみたいな感じでわりかし恣意的に順番は決められてると思われる。
たぶんマリーローズとローズマリーは儀式に失敗するとのエドワードの断言から、大人になりたいとの強い願いや強靭な精神力、それとシャドーと生き人形の意思疎通がこの儀式では必要になってくるんだと思う。
なのでいま屋敷内にいる大人たちはエリート中のエリートってことになる。
しかしこれ屋敷の秘密を探ってるケイトとエミリコにとってマリーローズとローズマリーは遠くない将来の二人の姿なんじゃないのって思えてならないんだよな。
マリーローズとローズマリーは屋敷の秘密をすでに深いところまで知ってるからね、つまりはケイトたちも秘密を深く知れば知るほどに同じ反応を見せるのではないかってことよ。
なのでケイトたちとマリーローズたち、完全に敵同士なのかと言われたら実際のところそうでもないんだよな。
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