シャドーハウス2nd Season第10話「仲間の価値」感想
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第10話感想
すす能力で大量のこびりつきと亡霊を巧みに使い逃げるマリーローズとローズマリーを追うケイトとジョン。
一方でエミリコとショーンもすす病から回復してケイトたちを追い、奇策でマリーローズたちを追い詰めていきついに星つきに引き渡すことに成功した。
ということで4人の連携プレーにより無事にマリーローズとローズマリーは降参させることに成功、追い詰められて不利な状況でも諦めずに策を凝らしていく、同期組の結束の高さを見せつけてくれた。
その奇策が噴水のあるところへ一直線で先回りして合流しケイトとエミリコ、ジョンとショーンの服を交換してエミリコとジョーンにはすすで黒くなってもらいケイトとジョンになりきるものなんだけど、この策はエミリコもショーンもケイトやジョンならばこう考えるだろうって心理を把握してるうえ、二組それぞれに互いの信頼がないとできなかったよね。
主従関係やルールに厳しい館においてシャドーと生き人形が服を入れ替えるなんてフツーは思い付かないものなんだけど、ここで最も簡単にやってしまえるのがシャドーと生き人形で対等な関係を築き上げてきたケイト&エミリコとジョン&ショーンなんだよな。
ケイトもパンくらいしか使えそうなものはないにせよそれでもエミリコならきっと来てくれるはずだとうまく誘導していく、これまたエミリコのことを最後まで信じ抜いたからこそできた作戦であり、作戦の通りにうまくいったと言えよう。
ケイトとエミリコはどこらへんで入れ替わっただろうか、エミリコのシーンは時系列が前後してるはずだから、ちょっとケイトの声色が明るくなってるタイミングかなあ。
最初から入れ替わっていたってことはないでしょう。
ケイトも最初はエミリコに対してもわりとひとりよがりな点が目立ったけれど徐々に仲間は少しでも多い方がいい、と横の連携の大切さに気づいてきたよね。
ちょうどシャドーによる同期組の密会があった頃合いからかな、やっぱりあのときにルイーズから話がつまんなーいなんて一言を言われたことに感化されたかな。
マリーローズ、隠れたすす能力を見せつけ、ケイトたちにレッスン3まで教育したのに結局は捕まってしまうというのか…
これが熱い信頼関係で結ばれた仲間を持つものと持たざる者の差だった。
一連の逃亡劇の最後の最後がケイトのモノローグで終わってしまうのがあまりにも切ない。
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