可愛いだけじゃない式守さん第4話「立夏、それぞれの想い」感想
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第4話感想
「項」ってなんだっけ?
答え:式の構成要素で+で区切ったひとつひとつのパーツ(「-なんぼ」の場合は「+(-なんぼ)」とあらわされる)
例えば3-3なら3+(-3)とあらわされ、「+3」と「-3」の2つが項だ。
5a-6b+2cなら「5a」、「-6b」、「2c」の3つ項がある、項の数を聞かれたら「3」と答えよう。
さて、今回は和泉たちグループが来たる夏休みのイベントに向けた溜め回といったところかな。
和泉が川遊びをしないのなら自分も水着は買わない!と言い張った式守さんが和泉が注目していたセクシー水着の女性に負けじとこっそりと水着を買ったのが分かりやすくてそんな意味でも男子ムーブを発動してる式守さんのタジタジな表情が良かったね。
バスケの授業では果敢に相手チームの選手からボールを奪いにいき球技大会でのバレーボールでも大活躍するイケメンガールとは思えないよ式守さん。
どんな水着を買ったのかはナイショでも、式守さんが本当に露出の高い水着を着てきたのなら和泉じゃなくても前かがみになるし、女子でさえも攻撃的な式守さんらしくてキュンってなってしまうと思う。
式守さん背は高いからそういうセクシー水着も合うと思うんだよなあ。
その一方で式守さん、デートで行きたい場所や見たい映画のように和泉に合わせてばかりだとそれはそれで主体性のない女の子に見えてきてしまって残念でならないんだよな。
もっとも、ちょっと知的入っている和泉を周りの人間がずっと介助してるっていうイメージから私がずっと抜けきれていないのもある。
不幸という名目で実際は鈍臭い彼氏とそんな彼氏に合わせるばかりの主体性のない彼女かよ、恋愛初心者かよ。
いや、式守さんだって一度ここに行ってみたい場所があるだろうよって思えてならない。
彼氏に合わせるだけの恋愛なんて彼女も彼氏も不幸なまま終わりを遂げちゃうよぉ。
それに、恋愛そのものがクソつまらないものになってしまうではないか。
絶対のちにねちねち言い争うときの火種になりそうだしな。
そんな式守さんを好意的に見るといくつも待ち受ける不幸の先にある幸運を手にした和泉が喜ぶ様子をずっと見ていることに自分も喜びを感じている、みたいな気持ちになっているのかな。
それで当人が幸福になるのであればそれはそれで口出しするだけ野暮というよりもはやバカなのかもしれないね。
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