失格紋の最強賢者第2話「最強賢者、迷宮へ。」感想
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第2話感想
さすおにならぬさす俺回。
マティアスは自分の力に限界がきたので更なる力を求めて数千年の過去から転生してきたガイアスであることや前世の記憶はどこかのタイミングで全て取り戻したよあったっちゅう前回語られなかった点も描かれている。
今回も展開は早いな、アニメだと23分×12話〜13話っちゅう時間の制約もあってどうしても描写を省かないといけないシーンが多数出てきてしまうわけだけど、ここまで展開が早いと当作品のストーリーは贅肉だらけってことになるのかな。
前世の自分が作った剣と魔道具が体良く転生後に通ってる学園の倉庫にすべて保管されているってどんな都合のいい展開だよって気になった部分はあった一方で、前回の学園対抗戦にて人間に扮している生き残りの魔族の存在が明確化され、そいつらを倒して滅ぼす必要があるが、このままだと魔力により魔法の技術が衰退させられた人間の方が圧倒的に不利なので前世の記憶をもとに魔法の技術や国力を高める必要があるっちゅう目的は見えてきた感じ。
そしてところどころでマティアスの前世の男の名前や存在は伝説というか伝承として残っていることも描かれている。
学園の地下にダンジョンはあるがこれは生徒たちは教育で使っていないのだろうか、地下25階層あるみたいだしな。
ありふれた職業で世界最強では城の近くにあったダンジョンは転生したクラスメイトたちの訓練の場として使っていたっけね。
やっぱり今回もマティアスは鼻の下を伸ばしてパーティーを組み、鼻の下を伸ばしてダンジョンに潜り、鼻の下を伸ばして好きな女の子には至極丁寧に魔法を教え、女の子の前でいい格好をしようと単独で地下深くに潜り込み階層ボスなる存在を倒してチヤホヤされるっちゅう一目惚れした女の子の前で頼もしい存在になりたいなるいつものなろう系作品における思春期男子の願望がモロに見え隠れしていたね。
地下に単独で潜り強い魔物を倒して帰ってきてチヤホヤされたい、なんて完全に厨二病をこじらせている弱々しい中学生の願望でしょこれ。
これは当作品に限らずになろう作品では日常茶飯事な展開なんだけど、いまのところマティアスというか主人公は前世の記憶と実力のようななんらかのチートでうまく立ち回ってはいるが、個人的にはそんな主人公に都合よくサクサクとことが進むだけの展開はクソつまらないので、近いうちに主人公を挫くような存在が出てこないと面白くならないんだが。
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