うちの師匠はしっぽがない3話感想:前座の落語家は雑用だらけ!だが雑用には心構えを教えられる

2022年秋アニメ



うちの師匠はしっぽがない第3話「よう仕事見とき」感想


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第3話感想

前座見習いの仕事は師匠の身の回りの雑用。

お仕事ものアニメよりも超マジメなお仕事もの作品だった。

あんなアキバでメイドが893のように銃をぶっぱなすような出オチネタだけの娯楽として消費されるだけのお仕事ものとは比較しないでくれ。

たぬきなので敬語が話せないのはご愛嬌。

芸事を極める前にまずは心構えの修行。

落語そのものならそれこそ高校の落研でもできるけれど客はあなたの芸に、あなたのしゃべりに笑いを求めてお金を払っているので生半可な心構えは見た目は人間になってもしっぽをすぐに見せるタヌキのようにすぐに見破られてしまうもの。

掃除洗濯調理、寄席でもカバン持ち、先輩方のお世話にお茶入れお履き物の用意座布団配り着物たたみメクリめくり高座返し鳴り物とぼーっと突っ立ってるヒマなし・・・しかも見習いなので高座にも上がれず、楽屋入りは許されていない、落語の稽古は空いた時間だけ。

これを前座と合わせて数年間、9割以上の人間は休みもプライベートもないあまりのキツさにすぐに逃げてしまうんだけどね。

それでも落語が好きな人間、上に上がりたい意思、ハングリー精神が強い人間だけが二ツ目真打ちと上にのぼっていく。

落語に限らず芸能界ってのはそんなところ。

日々の雑用やお小言からも得られる学びがあるからね。

ぼーっと突っ立ってなにしてん、突っ立って誰かからの指示を待っているだけではなにも学びは得られない、師匠がいま何を求めているのか、弟子はそれを常に考え、答えていかなければならない。

あなたを一人前の落語家に育てるのは師匠だけではない、お世話になる寄席の方々、あまたの師匠たち、あるいは高座を歓笑なさるお客様方・・・そう、たくさんの方々が面倒を見てくださっているのだ。

雑用をやらされていると思っているようじゃまだまだ母親にけつっぺたひっぱたかれるクソガキさ。

まめだもよくこの教えをかみしめて落語家として精進してほしいね。

しかしこの作品にも師弟愛以上に百合の兆候があるのはなんなんだろう、もしくは女性二人が身を寄せ合っているとなんでも百合百合言っちゃうそこらのオタクのたわごとかな。

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