スローループ3話感想:楽しいキャンプと重い話

2022年冬アニメ



スローループ第3話「ありがとう」感想


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第3話感想

作品のもう一つのテーマは「家族」。

フライフィッシングだけでなく、主人公たちが何らかの理由で失った家族と新しい家族の話、それも含めた家族の話にもなっていくのね。

ひよりは父をよく知られた病気で亡くしたことは語られているけれど、(余命宣告付きとのことなのでその病気とはガンかもしれない)小春にも母と弟を事故で亡くしたっちゅう重い設定がぶっこまれたことで、釣りキャンプが切ない内容になってたね。

小春もひよりもアルバムが整理されていないのは親の突然の死を受けて整理できる心の余裕がなくなってしまったからだろうな。

どうやらひよりも小春もそれぞれ新しい母と父にはいまだ馴染めていないようで、でもこれは実の母と父を失ったショックを抱えたまま思春期を迎えた少年少女がいきなり親から「私たち、再婚します!」と言われてもなおさら感情の整理が追いつけなくなってしまってよくわからないことになってしまってるためで、別におかしな光景ではないのよね。

あとは自分の中でどう折り合いをつけていくかなんだけど、よそよそしいのは最初だけでいずれは馴染むんじゃね?とわりと楽観的に考えているのは自分だけだろうか。

だから恋の家族を交えて新しい親とキャンプで親睦を図るってなかなかにいい家族のイベントだった印象だ。

ひよりも小春もまだ他人行儀ながらも新しい母父と馴染もうとしてたしね。

それは小春と知り合ってから海や池?湖?で楽しそうに釣りをしてるのを見て悲しんでいるだけではだめだ、と気持ちに整理がついてきたからだろう。

いまだ釣果が出ない(ボウズの)小春にいろいろレクチャーして釣りやすい魚を釣らせようとしてるのもまた愛おしかったね。

恋はこの年にしてもう家族に対して達観的になってたね、ひよりと小春からの恋の家族の印象に対しての隣の芝は青い発言はあれはたまげたよ。

正直な話高校生の発言ではないよ。

我が子に魚の名前をつける釣りキチな父親を単なるバカ親ではなくいろいろ人生を経験してきた一人の人間として見られているのは相当に大したもんだぞ。

これもやはりひよりの父の死を受けてどのような返しをすればいいのかわからなかったときに釣り仲間だった父が恐ろしく悲しんでいる様子を見た、そういうきっかけで親も一人の人間と思うようになった…って感じだろうか。

恋は何でそんなに落ち着いて物事を考えていられるんだ、これ、変わり者が周りにいることで逆にあのひとはなぜ変わり者なんだろうか?その人の人生観を含め、落ち着いて物事を考えるタイミングが生まれてくるんだろうね。

最後の満点の星空の下で見る北斗七星のシーンは街の明るい光で見えなかった小さい星が山だと見える、その描写から亡くなってしまった母と父も自分の前から見えなくなっただけで天国からずっと自分たちのことを見守っているって展開につながってなかなかグッとくる展開だったね。

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