スローループ第7話「結婚式」感想
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第7話感想
避暑地を流れる川の清流のように進んでいく夏休みの宿題からの友達への趣味打ち上げ、そしてひよりと小春の両親への結婚のお祝いパーティー。
釣りっちゅうオッサン趣味をすっかり仲の良くなっている友達に打ち明けることは幻滅されるのではないか、口聞いてもらえなくなるのではないかととっても勇気がいることだけど、幼い頃に自分が興味を持っていることを恥ずかしさからかひた隠しにしていたら仲良くしていた異性にバレてしまい絶縁された着せ恋の新菜の例もあるし、あちらが絶縁した理由は絶対新菜さわ趣味のことを話してくれなかったからだと思うよ。
それでも鉄道趣味やバス趣味よりかは圧倒的にマシであるけれど、自分の趣味を理解してもらうために先に釣りを体験させたあとに思い切って話す作戦は考えたよね。
たしかに鉄道趣味にはいまや木村優子のように女性も少なからずいるけれども、それとこれとは話が違うわけで。
でも大事な人には自分の一面を知ってほしいと思うのは当然のことだし、そのなかでの釣り趣味の打ち明けは話しづらかったとは思うけれど話したことで二葉がずっと抱えていた胸のつっかえが取れて本当によかった。
藍子はいつ話してくれるのかをずっと待ってくれていたと思う、でもなんかちょっと気まずそうに気をつかわれてるんだもの、私たちはもうそんな関係ではないでしょってニュアンスのことをついつい藍子も言ってしまうのはよく分かる。
その二葉の親友ちゃんへの趣味の打ち明け話からのひよりと小春の四ヶ月遅れの両親への結婚のお祝いっちゅう流れはほんとうにキレイな流れだったね、たしかに両親はどちらも再婚同士かもしれないがそれでも新しい家族の尊さを感じたね。
両親に喜んでほしいと大事な役割をおおせつかり、恋から教えられて覚えたての釣りの技術をさっそく実戦的に使って魚をどんどん釣り上げるためにテンションを上げて小春が燃える様が実に印象的だった。
これは藍子と母親の関係、一花と二葉の関係にも言えることか、やはり愛娘や妹から感謝の言葉とともに真珠の指輪なりネックレスなりおいしい手料理をサプライズ的に贈られると嬉しいものだよ親としてはね。
私は誰かの親ではないけれども、親として見た時にこう思うだろうってこと。
だから綺麗な姉妹愛、親子愛、家族愛のそのどれも1話でまとめて見せてくれたことをとてもうれしく思っているよ。
なお、両親が再婚の際に式を挙げなかったのは再婚同士ってのもあるかもしれないが、ひよりと小春がすでに高校生になってなにかとお金も手もかかる時期だからだとも思っている。
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