スローループ第9話「釣りキャンプしたい!!」感想
前回の感想記事

第9話感想
さすがにゆるキャン△のようにすんなりとははいかなかった、原因は先日ひよりと小春が母方祖父母の家に行った時に小春が対策の不備で熱を出してしまったから、っちゅうことで現状だと父親の言うことは至極当然になる。
周りに何かあった時にすぐに対応できる大人がだーれもいないような環境に行くんだもの。
だからただのキャンプと釣りキャンプじゃ条件があまりにも違うと思うんだ。
恋の弟が友達とやったキャンプは自宅の近所にあるどこかのキャンプ場でなんかあったら親や救急車がすぐにかけつけられる態勢になってたからできたことなのでは?計画は立てていたけれどどこにいくのか場所は親も知っていて、もしもに備えて駐車場に親の車が待機していたとか。
リンちゃんがソロキャンやってるのはだいたい親が良き理解者なのと常に準備万端にしてるのと少女でもキャンプができる開けた安全な場所を選択してるのと当日体調的に無理だと思ったらすぐにその後の予定を全て取りやめて家に引き返してるから、今日パッとキャンプをやろうと思いついて明日パッとできるものではない、一ヶ月以上かけて準備、対策しないと自然を相手にはできないのである。
むしろ場所的にはヤマノススメの方が近いのでは、リンちゃんもキャンプの大半は平地で今回のような山中のキャンプ場に行ってるイメージないしね。
そのヤマノススメでも体調不良者出たら登山そのものを中止かもしくは登山中なら即ふもとに下山、撤退してるしな、豊かな大自然を前にしたときにそういう安全側の選択がパパッとできないといけんってこと。
きらら作品だからといってこのへんはなあなあに描くことはなかった。
あとはどのへんで親が折り合いをつけていくかよね、高校生ったらバイトもできるようになる年齢だし、子は親から反対されたところで一度立てた計画は止められないからね、どこがあかんのか自分たちで考えて計画の練り直しを何度もしてまで首を縦に降らせようとするよ。
ただし未成年なので親から与えられた条件は守らないといけないってルールはつくけどね。
三人はテントではなくコテージで宿泊していたが平地キャンプ経験ないしこれは懸命な判断だったのではなかろうか。
それよりなにより、小春が順調に釣りバカへの道を進み始めている点が興味深いね、今まではひよりがいないと釣れなかったのが、いままでのアドバイスが功を奏し自力で釣れるようになったもんだからドヤ顔してやんの。
なんだ観賞用の自分って、まあひよりと恋が常識人だから小春はこれくらいキャラクター性がないと釣り合い取れないんだけどね。
恋とひよりの父親が出くわしてしまったヒグマの話はこれは引き際を見極めるための教訓にしておきたいところ。
これがもし昼間だったらすぐ退避できると言うかしないといけないんだけど外はもう暗くなってしまっているから無闇に動けない(遭難する)、でも周りにヒグマがいるかもしれない、そんな中でこの日の釣りでたまった疲労を回復しないといけないって緊迫感と緊張感で全然眠れなかったことが予想できる。
いや本当にヒグマと出くわしたら死を覚悟しないといけないからな。
次回の感想記事

コメント