Sonny Boy第4話感想:長良、野球しようぜ

2021年夏アニメ



Sonny Boy第4話「偉大なるモンキー・ベースボール」感想


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第4話感想

キャップが語ったモンキーリーグの内容は↓↓↓のような感じ。

モンキーマウンテンに住む猿たちにより結成された野球リーグ「モンキーリーグ」、このリーグでは何匹かの名選手が生まれ、その中には伝説のホームラン王「ステロイドモンキー」や奇跡の打率王「アッパーモンキー」、名監督として伝説のV10を達成した「ミスターモンキー」がいた。

のちにリーグ入りした青い毛を生やす名投手「モンキーブルー」は民衆からの差別や迫害を受けるなか伝説を塗り替えていき、所属していた弱小チームを一気に強豪チームにまでのし上げていき彼の時代が始まるかに見えたがパーフェクトゲーム(相手チームを一度も出塁させずに勝つ)を阻止される「サル殺し事件」が起きてしまった。

サル殺し事件とはとある試合においてブルーが9回裏、ツーアウトツーストライクまで選手を出塁させることなく抑え込んだ局面で81球目のストライクともボールともいえないストライクゾーンギリギリの投球を球審はボールと判定した、ストライクだろうと確信をし、パーフェクトゲーム達成の雰囲気を醸し出していた球場ではたちまち観客だけでなくブルーからも猛抗議が起きたが球審はこの判定を毅然として変えることはなく、試合再開後ブルーは同じ球筋を3回連続して投げるもフォアボールと判定されたことで試合を放棄、観客を暴徒化させた末、彼らにより球審が身体を引き裂かれて殺害されてしまった事件である。

「ビッグフット」・・・「ミスターモンキー」・・・先日東京オリンピックの開会式に参加した某元有名球団の名監督を連想させるね。

野球回がメインだったんだけどいやしかしバッティング練習中にキャップが熱く語るパーフェクトゲームをめぐる運命の81球目が引き金で起きたサル殺し事件、投手or観客視点で見るか球審視点で見るかで解釈がかなり変わってくるな。

ストライクだと信じて疑わないブルーや観客、あとは同じ話をキャップから別なタイミングで聞かされていたエースにとってはこの球審は無能だってなるが、球審は場の雰囲気がどうであれこの球はストライクゾーンをわずかに外れていたと判断したのでボールと判定しました、ストライクゾーンは試合中に動かせませんから異論はありません、で、のちにビデオを見たら本当にストライクゾーンをほんのわずかに外れていたから人種や場の雰囲気に飲まれずに公正にジャッジできる名アンパイアとなるし。

このジャッジをめぐり殺傷事件まで起きたのはブルーが謂われのない差別や迫害を乗り越えてきた人物だと観客のだれもが知っていて、同じ球を合計4球投げてストライクにならない判定に人種差別的なものもあるのではないか?って感じたってものあるからだろう?

で、この事件は同調圧力が強いとされる日本で起きた話に見えて多分アメリカの大リーグで起きた事件のように思えるんだよな、あちらは表向き人種差別はなくなっても裏ではいまでも白人による人種差別が当然のようになされてるし、日本なら1ミクロン外れた球くらいなら公正であることを破ってもストライク判定しそうだから。

なぜなら球審は場のパーフェクトゲームだろうとの雰囲気に飲まれているだろうし、相手チームも同じように1ミクロンくらいならと笑って見ているだろうから。

エースもやはり自分優生思想みたいな考えを持ってるんかな、プロの勧誘もうけてる自分こそ選ばれて当然だ、だがなぜお前らは俺のことを公正に評価しない、俺はお前らには見えないサルのいる世界が見えている、みたいな考えを。

だが島でのサバイバルで評価されるのは生き残る術を持ち合わせてる人間で決して野球の実力持ちの人間ではないんだよなあ。

これがプロの球界なら評価されるのかもしれんが、いまおかれてる環境では評価をする部分が違うわけよ。

ただの懐中電灯を「サル・ゲッター」にして注目されたいと思ってるんだとしたら頭が悪すぎるな。

ところで、自己評価と他者からの評価に大きな差がついてる(当然自己評価の方が著しく高い)人ほど公正な評価をせよと主張するのはなんなんだろうね。

あともうひとつ気になるのは、長良がシンクホールに落ちているときに一瞬だけ戻ったもとの世界は本当にもとの世界なのかって言うこと。

長良はラスト、救世主として回りから期待されると言葉では風景が言い表せない変な世界ばかりにワープしたわけでしょう、あれ彼にとっては失敗はできないってプレッシャー相当大きかったはずだよ。

野球の試合で3連続エラーで負けたときよりもずっと大きなプレッシャーね。

エラーも大一番の局面でおきたことだっけか、だからあれもあれで失敗が許されなかっただけにかなりチームメイトから糾弾されただろうな。

そんなできごともあってか長良が失敗に対する恐怖心を持ってしまいすっかり退廃的になってしまってる性格的にもとの世界に戻りたくないってのもあるかもしれんな。

戻ってしまうとまた不遇な日々を送ることになってしまう、野球の3連続エラーの話がまたぶり返されてしまう、だから戻りたくはない、戻るとしてもその不遇な日々を送ることのない、自分にとってなにかと都合のいいように改変したい…って思ってるはず。

だからまずは長良は成功体験を積み重ねて、失敗を恐れることからのリハビリが必要になってくるのかも。

かなり推論ばかりを並べ立てたけど、できることといったらそこからだわ。

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