SPY×FAMILY第22話「【MISSION:22】地下テニス大会 キャンベルドン」感想
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第22話感想
急にテニ○リがはじまったんだが!
ってことでロイドとフィオナが東西戦争の火種になるとされる機密文書、通称ザカリス文書が隠されてる絵画を入手するために地下テニス大会に出場するミッションが課せられた。
地下テニスは賭けの対象になっていて目が血走ってるギャンブラーたちによる野次が飛びかう危険な場所、かつ反則ありドーピングあり控室に弱体化させる特殊な薬剤ありとルール無用の大会にてフィオナとロイドは順調に勝ち進み決勝へと駒を進めた。
このところ短編のサイドストーリーが多めだったから久方ぶりに東西戦争にかかわってくる本編といったところかなあ。
テニ○リ人気だからあやかってみました的ストーリー、どうやらジャンプ編集部的にはテニスといえばやはりあちらになっている模様で試合の様子もあちらに寄ってた。
フィオナは念願かなってロイドの妻役になってるもんだから終始テンションマックスだし語尾が全部「好き」になってたしなんでもかんでも前向きにとらえていたしあらぬ妄想までしていたし、他方でロイドは練習になってるのかわからないがアーニャとヨルとちょっと練習しただけだってのにかなり強いしそれはそれで規格外だったね。
多分これが一番早いと思います(キリッ)、フィオナはいとしのロイドとペアになれるなんていう天国なんでしょう好きはぁと、私のテニスの腕を見せつけてヨルから妻の座を奪いたいああ奪いたいはぁと、とずっと本音ダダ漏れでテニスやってておもしろいな。
ギャンブラーもなぜか戦い方を教えてくれる、まああっちは賭けた人間が負けたら大金失うから、ヨシトミシネーだから。
それよりなによりテニスの様子だよ、まずはロイドが明らかに荒くれになってる引退した元プロ選手にサービスエースで勢いを見せつけて番狂わせしたかとおもえば金網素手で引きちぎりテニスボールを潰す開発中の新手のドーピング剤を投与されたムキムキマッチョ兄弟にスマッシュを打ち込んで一ゲームも許さず決勝までやすやすといくなんて。
それでいてロイドとフィオナは終始温度差あったしな、フィオナは終始ロイドロイドロイドロイド、でもロイドはフィオナのことはずっと予期せぬ暴走しがちな相棒としか見てないというね。
やっぱり見どころは決勝になるのかな、まずは特殊なガスで洗礼のデバフを受けていたところに対戦相手はちょっとの振りでも打ち返せないくらいには威力が大幅に増強していたりフィオナからの追いつかない逆サイド際側にきたボールも軽々打てたりできるようにラケットを改造、果てはコートにも大量の細工が施されててここだけ見たら一番テニ○リみたいな展開になってたね。
もうずっとテニスの試合の語りの基準がテニ○リになるあたりやはりあの作品の存在は大きい、ちょうどあちらと同じ連載誌だしな。
なんと決勝戦の途中で終わっちゃった、ここから本気を出すぞってことか、フィオナの「すき」って感情ダダ漏れで終わるあたりが本作らしいわ。
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