SPY×FAMILY第24話「母役と妻役 / ともだちとかいもの」感想
次週の最終話を前に2期目と劇場版の公開がケテーイしてた。
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第24話感想
母役と妻役
フィオナの登場によりヨルはこの偽装結婚の行方が大いに不安になってしまっていた、様子の変化にロイドももしや弟に相談されるのではと危機感を感じていてふたりは仕事帰りに行きつけのバーへ、そこでヨルは不安を埋めるために泥酔し心情を吐露するとロイドはヨルが自分に恋愛感情を持っているのではないかと考え黄昏モードになりヨルをドキドキさせていった結果、強く蹴飛ばされたため拒絶されたと判断するも騒がしくしたあまりに店を退出させられてしまった。
公園にて目覚めたロイドはヨルに膝枕をさせられていた。
帰ってきたロイドはあごがひどく腫れあがっていたうえ夜が明けるとヨルは昨日のことを忘れていた。
ヨルさん、その格好で足を高く蹴り上げると、ずり上がって大事なものが見えそうになるんですが、黒のストッキングで隠れているとはいえ。
ロイドガチ恋勢のフィオナの登場により立場が危うくなったヨルとそれすら利用しようとするロイドのバーに〜公園での会話劇、噛み合ってるようで噛み合ってないけれど徐々にうまく噛み合うようになってきた。
ヨルはフィオナをずっと警戒し、ロイドはハニートラップを警戒してるんだけどゆるキャン△のグビ姐よりもド下手できたない酒を飲まないと本音が話せないようなハニートラップがいるかい!まあバーであっても抜かりない対応をするあたりロイドはスパイとしてたいへん申し分なかったね。
逆にフィオナのあの近づき方は確かにヨルは不安になるよな、あっちはロイドにガチ恋してるからね…ロイドの方があんまり感情を表に出さないし、フィオナにも釣られクマーしてないからいまのところは安泰だけど。
女性は同性であろうがヤキモチを妬いてしまうものなのです、ってこれは男性も同じか。
ヨルは酒が弱いのか強いのかわからねえな、泥酔してるはずなのにシャキッと立ててるんだよな、フツー泥酔してる人間はまっすぐ歩けず直立もできずにフラフラするものなんだけどな。
帰宅した時のヨルを見てごらんなさい、真っ直ぐ立ってるから。
でも、酔いが回ってる演技をしてるようには見えないんだよな、なぜか豪快に足を蹴り上げてロイドのアゴ直撃っちゅう見事な運動神経を見せていたけれど。
いや、逆にあの蹴り上げはシラフだとできないか。
それよりもえっ、あなたがたいまだに恋愛感情なかったの?もうこっちとら相思相愛って体でずっと見ていたんだけど、どこで感情の齟齬が発生していたんだろう。
とはいえ、ヨルもロイドもいまの3人と1匹とオマケの1人(モジャモジャ)の家族がいいって思ってることは分かった。
夫婦の絆っちゅうものを再確認できた、はよホンモノの夫婦になりやがれ。
ともだちとかいもの
懇親会が近づいたイーデン校ではその話で持ちきりになっていた、アーニャはベッキーと買い物に出かけることに。
そこは高級ブティックが軒を連ねるいわば百貨店というべき場所であるが、結局アーニャもベッキーも何を買うか迷った結果おそろいのキーホルダーを購入、はじめての友達との買い物を満喫した。
アーニャはもうすっかりプランAのステラ10個獲得は諦めてる様子、ステラ獲得のハードルはめちゃくちゃ高く飛び越えられそうにないと思い知ってしまったか、ならハードルをくぐるって作戦もありだけどそれはそれでルール違反で失格になる諸刃の剣。
ならばプランBの仲なかよし作戦はどうだろうね、ダミアンはアーニャのこと好きなんだけどナマイキツンデレくんだからうまく伝わってないってのが実情。
アーニャのオペレーションストリクスをスコリスス、インペリアルスカラーをスッカラーと言い間違えるその間違えかたが面白いわ。
久々のベキアニャだったんだけど、6歳にして店員が向こうからおじぎして待ち構えていてくれる高級ブティックに行けるなんてなんていい身分をしていらっしゃるというの。
アーニャの私服姿めちゃめちゃかわいいじゃない、あの子はクール系から元気系までなんでも似合うと思うで。
ベッキーが髪をおろしたのは今回が初か。
アーニャはついにベッキーとショッピングできる関係に進展できた、孤児院とどこかの家庭を転々としていた孤独だったころとはもう違う。
ここでベッキーの深掘りがなされたんだけどベッキーはイーデン校に行きたくないと思っていたのか、だが上の身分にいる子は自由な人生を送れないのが常だから…なぜならその身分は代々築き上げてきたステータスであり絶対に下げられないから、格ってのがあるのよね。
そして入学式のあの日、家柄っちゅう品格を絶対に下げられない少年少女の目の前でアーニャがフリーダムな言動してるのを見て純粋に彼女と親しくなりたいと思うようになったのね。
入学式のその日にナマイキなじなんを殴ってトニトもらう女子なんてどう考えてもおもしろい以外の何者でもないじゃない。
つまらない日常を面白くしてくれる存在、それがアーニャだった。
まあ6歳前後の女子があそこのブティックに軒を連ねるブランドの価値がわかるのは今じゃない、きっと10年後くらいになるだろう。
ふたりとも無邪気で楽しいお買い物をしてるもんでこちらも幸福度が上昇したね。
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