スパイ教室第3話「MISSION 《花園》Ⅲ」感想
前回の感想記事

第3話感想
ついに生物兵器を奪うために不可能任務に挑むことになるクラウス及び灯のメンバーたち、作戦の通り西からリリィ以下7人、東からクラウスがそれぞれ軍研究施設へと侵入し奥へと進んでいくがそこになんとクラウスの師匠が立ちはだかった、そう、彼はかつて所属していた焔を裏切り帝国に寝返っていたのだ。
彼により陽炎ハウスには盗聴器が仕掛けられていることがわかりクラウスもリリィ以下7人もじわじわ追い詰められ捕まってしまったがクラウスによりハウスでは盗聴器があることを前提にした生活を送ってきたことでどうにかぎりぎりのところで形成逆転に成功し任務を達成した。
なんと!
灯には!
8人目のメンバーがいた!!

クラウスの師匠が帝国側に寝返っていたことよりも、そっちの方がびっくりだよ。
だから前回、落ちこぼれの女の子たちの一ヶ月の特訓の話を華麗にすっ飛ばしてまでさっさとメインの話である不可能任務の話を進めていったの?
あれだけ師匠の前でリリィが虹は7色、大罪も7つ、ラッキー7なんて言って7をやたらに強調していたのもそれ!?
8人目の存在を視聴者に勘付かれないようにしていたってこと!?
改めて見直すと、1話のラストシーン以降、2話のアバンでも決起会のシーンでも8人目の存在は体の一部をチラチラ見切れさせることでほのめかしていたね(多数決の時にあからさまに7対1って言って場に8人いることがわかるようにもなっていた)。
そんなの後から見直さないとわからないから実質無伏線なんだよな。
叙述と映像のトリックで8人いるところを7人に見せかけるのはひぐらしの業と卒の監督もやってた監督であればお手のものか。
それとリリィ以下8人には一撃必殺の能力が隠されていたってのもこれもまったく伏線なかったな…
エリィはずっとステルスするのに成功していたのに特技は不幸っていうのはなんとも矛盾してるようにしか思えないけどな。
帝国側からお前たちの動きは盗聴してるからヴァレヴァレだよってんで先読みされて落ちこぼれスパイらしくずっと不利な状況に立たされていたかと思いきや、なんぼ後出しジャンケンの連続とはいえ盗聴されていることを前提にずっと帝国側にも視聴者にもひた隠しにしていた8人目の登場や彼女たちの特殊能力でで逆転を遂げるさまは見事だったわ…
こんなこともあろうかとってさらに先回りするネタはさんざん使い古されているけれど隠れキャラが用意されていたってか…
とともにかつての仲間だった人間が実は敵側に寝返ってボスキャラとして主人公たちに君臨する展開はまあこの手の話ではもはやお約束だよね。
次回の感想記事

コメント