サマータイムレンダ第3話「漂着」感想
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第3話感想
あ、3周目ではメガネできょぬーで黒髪ロングのスーツ女にダイブしてビンタされていないことになっているのか、てっきりそのイベントは描かれてないだけで必ずやってる前提だと思ってしまった。
どうやらホラー要素だけでなく対象的な位置にあるラブロマンス、つまりは慎平たちにおける色恋事情も浮き彫りになってきたね。
といってもみんな一方通行だけどな、窓→澪→慎平→潮っちゅう関係性。
見つけた潮が影であることを分かっていて、目の前に自分を想っている人間がいてもついつい彼女のことを身体が追いかけてしまうあたり慎平はかなり潮に入れ込んでいることが分かる。
澪にとっては海に転落したときにしましまを見せても浴衣の感想を恥ずかしそうに聞いてもなお振り向いてもらえないっていうんだからそれは非常にせつないことだ。
さて、凸村って駐在さん、2周目では澪の影を見てしまったことで彼女により殺害されるとともに影が生まれたわけだけど、3周目の今回はそのイベントそのものを回避させたはずなのに凸村の影はさも2周目同様存在しているかのように慎平が話すもんだから本当にいるの?ってなってしまった。
凸村の影出現は何をどうやっても避けられない必須イベントなの?って思わずにはいられないんだよな。
慎平は小早川家に残された床の凹みの大きさ(床を強い力で殴ったであろう痕跡)から大人=凸村の影がやったと判断したんだろうが、凸村の影が本当にいるのかどうかをこちらは疑っているので実際は凸村の影はいない可能性も十分ある。
ってことは小早川家失踪は凸村の影の犯行ではない可能性があるってこと。
だとすると一番可能性があるのは・・・小早川しおりの影!?
なぜなら小早川家には大人二人が消えた痕跡しかなかったから、もっとも、上の階にもトイレを含めいくつか部屋があるのでそちらに痕跡があるって可能性もあるけれども小早川しおりは葬儀の時点ですでに影がなりすましているってことも十分に有り得る。
葬儀のときの小早川しおりはずっと何も喋らずに物静かだったから影もなりすまししやすいんだよな。
影と姿が入れ替わったとするならばタイミングは一周目で澪が話していた先週タカノス山で虫取りをしたときに自分の影を目撃したときではなくそのあとになるのかな、だとするとやはり潮が海で溺れてしまった小早川しおりを助けるタイミングの前後のあたりになるだろう。
夜中に小早川しおりの影が一人で出歩いてたところで事実を知らない大人たちは見かけたときに声をかけるだろうから死体も何体か転がっているしな、澪の影ですら駐在さんが声をかけた末殺害されていたのに。
だから葬儀から帰宅した小早川しおり本人とは別に影が一人で夜中に歩いているって可能性は低い。
だが小早川しおりは幼女なので力は出ない・・・ってことはあの凹みは凸村ではなく小早川しおりの影に襲われた両親が力ずくで抵抗したときについた凹みであることも考えられる。
いずれにせよやはり小早川しおりは葬儀のときにはすでに影になっていたと思われる。
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