サマータイムレンダ第10話「闇の中へ」感想
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第10話感想
この作品には似ても似つかないダンジョン探索なんてのがあったのには驚いたよ。
たしか堀井三部作(堀井雄二氏がドラクエを世に出す前に制作した作品、ポートピア、軽井沢、オホーツク)のどれかにダンジョンを探索するのがあった気がするが覚えてないけれど謎解きがダンジョンに及ぶのはそれらの作品を彷彿とさせる。
※ただし堀井三部作はホラーゲームではなく複数の選択肢から正解を導き出すアドベンチャーゲーム
いやしかし夜の山、懐中電灯を当てないと真っ暗になる古い廃墟ってのもあってかどこになんの影が潜んでいるかわからないっていう恐怖もあいまって緊迫感を生み出してたね。
前回までは誰が影なのかっていう緊迫感があったが今回はいままでとは違うのだ。
結局このダンジョン内にて見つかったのは毒薬の昇汞とヒルコ様とあとは隠し扉の奥にある防空壕が海から入れる洞窟につながっていて、そこに影が大量にいること…
いやしかしあまたのなろう系作品を見てきてるから全く関係のない作品においてのダンジョン探索がもはやその手の作品にしか見えなくなってきてしまっている自分がいる。
今回わかったのは、影は一本の髪の毛から物体もコピーできるが、それを使うには本体を消さないといけないことと、影の肉体は本人からコピーすれば傷を覆い隠せるが地面に落ちる平面の本体はダメージを負ったままであること。
影は人間の記憶または姿のコピーや本体との成り代わりだけでなく、かなり多彩な能力を使いこなせるようである。
これは戦う意思がない潮の影だからわかったことであって、他の影は本人との入れ替わりを狙っているので決していい意味では見られないであろう能力だ。
あと、菱形医院で例の窓の父親による実験体に使われていたのか頭の半分が欠け目と耳もない赤子の影がいること。
やはり怪しいのはどう考えてもいくら考えても菱形医院なのよね、影についていろいろ研究していたらしき痕跡があるのは生き残りの胎児の影の見てくれからも明らか。
あんな脳天の半分を直線上にぶった斬られた影なんてどう見ても731されてるだろうよ。
銃声は…やはり別働で影を調べている南方ひづると根津がいるんだろうか、そうとしか思えない。
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