大正オトメ御伽話2話感想:珠彦は死に夕月ははじめての都会に大興奮

2021年秋アニメ



大正オトメ御伽話第1話「珠彦 死ス」感想


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第2話感想

あれ、日本橋三越にエスカレーター?とおもって調べたらどうやら大正3年に日本発の実用エスカレーターが設置された店舗みたいね。

今回ははじめて珠彦と夕月がデートをしたんだけど、キャラデザが現代だから大正の時代に平成~令和のデートをしているようにしか見えなくなってきたな。

夕月にとっては今回がはじめての東京なんだろうが、そのわりに浅草十二階こと凌雲閣とかエスカレーターの存在を知っているのが謎だった、これも考えてみたところ、故郷では名のしれたお嬢様学校に通っていたから東京のことも新聞でよく知っているのかもしれないね。

とにかく今回は夕月がひたすらにかわいい回だった。

はじめて仕立てた着物を涙やよだれで汚されてもなお笑顔を見せ、東京にデートに行ったときには田舎とは違う最先端の都会の雰囲気に飲まれつつ興奮して桃色の反物を買い、エスカレーターで驚き(この時代エスカレーターは最新の技術なので乗るタイミングをうながしてくれるボーイがいたのも描かれていたね)レストランでもつい家でやってるように食べさせてあげてるんだもの。

そんな夕月を危なげながらも見守る珠彦、徐々に二人の距離は近づいてきていたね。

田舎に幽閉されて心配一つされないどころか縁談をうまく進めるために一方的に死んだ扱いされる珠彦と売られる身でありながらも家族に心配かけないように「自分は死んだものだと思え」とやさしく残す夕月っていう二人の家族との対称的な関係性も出てきてた。

珠彦は家族からの仕打ちがひどいことになっているがこの当時は長子相続制が続いていたからね(日本国憲法で廃止)・・・だから多くの人が利き腕である右腕を使えなくなっただけでなく学校にも行かず働かないニートの長男がいるとそれこそ親からしたら家の価値が大いに下がると捨てて当然の価値観だったからなあ。

鬼滅の刃の竈門炭治郎が両親を殺され妹が鬼になったのも長男だから我慢できるってのもこの長子相続による価値観によるもの。

なので実は長男だった珠彦が親から死んだ扱いされると自分の存在がすべて否定されたのと同じ意味をもつことになる、自暴自棄になるのも分かるね。

だからつねにあたたかい笑顔をみせて一心に珠彦に尽くしてくれる夕月の存在が唯一の拠り所、彼女がいないと本当に珠彦は死んでもおかしくない。

夕月も家のことをいろいろ思うことがあるだろうに笑顔でいられる強さを持っているよ。

ってところからの珠彦の妹登場か、しかも手荷物を雇った人夫に持たせていたってことは住む気まんまんと来ている。

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