からかい上手の高木さん3第9話「クリスマス」感想
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第9話感想
この野郎!
この野郎!
おいおい、中学生にして中学生とは思えないクリスマスデートしてるよこいつら!!
前回ラストのクリスマス限定100%片想い劇場版カップル特典プレゼント!!を「いっしょにみようよ」からの連想で映画デート。
確かアニオリだったはず。
私の高校時代のデートよりもいい内容だよどうすんの、私なんて高校時代にデートしたら自分だけカゼひいたからな、みなさん西片みたいに高木さんをエスコートできるか?できないだろう??
高木さんは完全に西片との映画はデートだと思ってるよな、もうね、服装見れば簡単に分かるよ!
それに高木さんは待ち合わせ時間の何分前に来たんだろうね、1時間くらい待っててもおかしくないよ、夏祭り以来だっけ?西片とのデートは。
そしてわかりやすーく女性特有の「好き」の使い方してたしね、女性にとって「好き」の二文字は本当に好きな相手にしか言わない、たとえ会話の内容が「○○(ここにはスイーツや動物が入ると思ってください)が「好き」」ってものであっても、「告白しちゃった!」ってなるのが乙女心、これは覚えて帰ってほしいけれど高木さんはごく自然に使ってたねこのテクを。
そして頑張り屋だけどドジなキュン子のことはあんまりタイプだと思わない西片の目の前でキュン子になりきるあざとさ、いつもは西片をからかうための勝負も映画を見た後の勝負は自分のドジさを演出するためのものに早変わり、ある意味怖いよこの女。
中学生なのにどんな恋愛テクを持ってるの、あの迫り方は将来魔性の女になるよ。
ドジっ子演出しつつ西片を勝たせる戦法、あれされちゃ私だったら単純なアタマだからクリスマスの浮かれた雰囲気もあってすぐに落ちちゃうね。
でもそれで男の態度がわかりやすく変わると今度は女の方から離れていってしまうんだから女心は難しいのだ。
そんな魔性の女属性と西片の膝がぶつかっただけで意識しちゃうウブ属性を備えているのが高木さんだった。
西片は高木さんみたいに背伸びした服装ではなかったのを見るにデートだと思いたい自分と、デートだとは思いたくない自分がせめぎ合ってる感じだろうか。
それともデートだと自覚してもデートとはどんなものなのか分かってない感じかな。
とはいえそれでもちゃっかり映画のチケットを予約していたり、ここぞとばかりに適切なタイミングで高木さんにプレゼントを渡していたりと押すべくタイミングは理解できてるんだよな。
雪降ってきて寒そうにしてるから高木さんに手袋をプレゼントしてるんだもの、普段はずっとからかわれつつも普段の高木さんのことはしっかりと見ているってことだよね。
それに、好みのタイプを聞かれた時にあんまりはっきりと答えなかったのは「素の高木さんみたいな子が好み」なんだけど恥ずかしくて言えなかったから、だから高木さんはキュン子のマネをしたのは逆効果なようにも見える。
かわいいってわざとに演出するものではないからね。
好きな子のことはなんでかかわいくうつるものだから。
からかいの勝負には負けたかもしれないが恋の勝負には大勝ちしているのが西片だった。
そんな二人、何も言わなくても同じ店のクリスマスカードを選んでいるっちゅう見事な意志の疎通っぷりを見せてくれてた、このへんの関係性を見るに、西片はこれもう尻に敷かれっぱなしなんだろうな。
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