からかい上手の高木さん3第11話「2月14日」感想
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第11話感想
beautifulはつづりの長い形容詞なので比較級と最上級にはそれぞれmore mostが頭につくよ!
ってこれ先生も説明してたな、西片は上の空で全く聞いてなかったけれども。
クリスマスの次にあるカップルイベント、バレンタインをめぐるそれぞれの恋模様&ミナたちの友チョコ模様。
高木さんはバレンタインを迎えたこの日、西片は他の女子からも本命チョコをもらうのではないか、そのことを嬉々として話してくるではないかと不安で不安で仕方なかったらしい。
あまりに不安すぎてからかいにも熱が入らない高木さん、モロに表情に不安さが出てきてたよね。
からかいにもまったく熱が入らないあたり高木産の頭の中には西片のチョコのことだけがずっとめぐっていたんだろう。
西片に3人の女子が集まっていたのを見たとき、あのときが何も手につかなくなってしまったピークか。
本当に自分の気持ちが落ち着くまで誰もいない場所に逃げたくなった、そこで何回か西片と密会したことがある神社に行くあたりが高木さんなんだけどね。
私の気持ちに気づいてほしいってのが伝わってくるよ。
放課後に神社で何回も送ろうとしてるメッセージを書いては消したのちこれからいますぐ会いたいとLINEを送るあたり本当にこの日一日は西片の口から聞きたくない言葉を聞くことになるのではないかと心臓バクバク鳴りっぱなしだったのがよく分かる。
クリスマスに海の反対側の倉敷でふたりきりで映画とイルミネーションを満喫するあのデートをしててこちらは告白待ちをしてサインまで出してるのに(もしここであなたが告白をしてきたら私は「はい」と答えますってサイン)お相手から二文字の言葉、もしくはそれに準ずるアクションがないとやっぱり不安になるのが乙女心なのよね。
も西片が誰かのもとに行ってしまうのはいやと独占しつつ同じ時間と場所を共有したくたくなったんだよね。
西片と考え方が似てきたなんて言って共通点アピールまでしてきてたしな、さらには一緒にいすぎて、なんてどれだけ破壊力が高いワードを繰り出してきたの。
この辺の発言の本音は「あなたの考えてることは全部わかるよ」だろう。
それくらい高木さんは西片のことは見てるし知ってるよってことよ。
中2にしてそこまで恋の駆け引きできる女高木さん、末恐ろしいんだけど。
最後に巨大な爆弾ぶっ込んできたね浜口、西片に「お前もホワイトデーに高木さんに告白しろ」だもの。
まあこの2組はいま意中の人に告白してもしなくても絶対に断られることはないし自然に付き合いが始まることはわかるんだけど、それでも告白っちゅうイベントを西片に予告なしにぶっ込んできたのが大きいな。
むしろ北条さんと高木さんの様子が一日を通して真逆だったのが見てて印象的だったかな。
北条さんは浜口にはツンデレだけど終始落ち着いていて全くうわついていなかった、浜口のことは信頼してるんだろう。
高木さんは西片とあれだけいっしょにいて毎日のようにからかいまくっているのにもかかわらず西片の様子が気が気でない、これは自分に自信がないんだろう、高木さんが意地悪に走ってしまうのもこれが理由、自信のなさを意地悪で覆い隠しているのだ。
それが逆に西片に気持ちが全く伝らなくなってしまっているためにさらに不安になる…からかいの裏には思春期の乙女の不安を持ち合わせていた、か弱い乙女あるあるかな。
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