takt op.Destiny第11話「臨戦-Orpheus-」感想
前回の感想記事

第11話感想
天国と地獄がついに合体してオルフェ(天国と地獄の原題が「地獄のオルフェ」)なる典型的なゲームキャラの見た目になっちゃったよどうすんの。
天国と地獄ももともとゲームじみたキャラデザだったけど合体したことでそれがますます加速していっちゃってる。
FF8の魔女イデア、あるいはアルティミシアみたいな見た目になっちゃった。
でもこれで展開は明らかにゲームのそれだけれどもラスボス前の中ボスらしい貫禄は出てきたかな。
シンフォニカに出現したD2と戦うシーンで一瞬出てきてひとことだけセリフがあったモブムジカートのうちの一人はエンドクレジットを見ると「くるみ割り人形」って名前がつけられてるみたいね。
ワルキューレ、久しぶりに出てきたと思ったら扱いが雑だったな、D2に襲われているアンナとロッテの前に颯爽と現れて脱出の手引きをしてるところまではかっこよかったのにな。
そのあとD2に歯が立たず、運命とタイタンの助力でなんとか窮地を脱したと思ったら今度はうるさいって理由でタイタンに気絶させられる不遇の扱い。
さて、タクトは世界中からすっかり失われてしまった音楽を守り未来へと託すためにアンナやタイタンのいうことを聞き入れることなく、自らの命を犠牲にしてまでザーガンの野望を阻止しに動く決意を見せてきたねいいねいいね。
これはコンダクターになる前は演奏家だったレニーや名指揮者だった父親の遺志も受け継いでるんだろうが、タクト自身も自らの命は長くないと悟っていて、短期決戦でザーガンに挑みに行くっちゅう男らしい覚悟を決めているってほうが強いだろう。
まさか運命の目の前でアンナがタクトにキスをするとかこれは予想外だった、タクトの言動があまりにも危なっかしすぎるから心配で心配でたまらなかったんだろうね。
直前にもアンナに治療に専念しようって呼びかけられても俺はザーガンとの決着をつけると全く聞き入れる様子はなく、俺にはこの騒ぎを止める運命を持っているみたいな感じで高リスクな選択をしてたしな。
これがタクトとアンナの最後の別れとなったエンドになる確率がグッと高まってしまったね。
アンナは不意にキスをしたからにはニューヨークに行く道中か、いや、ずっと前からか、タクトに愛情をも抱いていて運命とタクトの距離の近さを実感して自制していたが止められなくなってしまったんだろう。
あのキスには幼なじみ以上の意味はないって言ってくれアンナよ。
まあ絶対に違う、アンナはタクトに愛情を持っているってのは「なんでキスしたのかわからないし!」って発言に集約されるけどな。
わかった、このあと運命からタクトにキスをする展開もあるな、あの様子を見てキスは明らかにタクトに効果的だろう、って覚えたからね。
運命はそのあと不機嫌になっちゃったのをみるにやっぱり目の前でタクトがお姉ちゃん役の子とキスをしてるのを見て嫉妬しちゃったんだろうな。
あの無表情でなんでもあけすけに言って一悶着を起こす子が、まさか嫉妬する感情を覚えるようになったとは。
タイタンはツンデレになっちゃったり(別に拒否反応をしてるわけではないのでオッケーなんだろう)、タクトにアンナとロッテを安全なところまで避難させてくれって指示に一瞬黙ってOKしたりしていたけれど、そこで彼の本気さを機敏に感じ取ってたね。
でもタクトの作曲は全く進んでなくて楽譜は途中までしか出来上がっていないまま空白の五線譜が散乱しているような状況から変わりがないわけで、こっちはどのように結末を迎えるというのか。
この音楽の行き先は一体どうなる!?
次回の感想記事

コメント