東京24区1話感想:強引な話に仕上げたトロッコ問題

2022年冬アニメ



東京24区第1話「RGB」感想


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オリジナルTVアニメーション「東京24区」公式サイト
津田尚克×下倉バイオ(ニトロプラス)× CloverWorksが贈る新作オリジナルアニメ TOKYO MXほかにて2022年1月5日(水)放送開始

第1話感想

初回は1時間スペシャル。

1話が1時間な作品に名作なし(昨年放映のたんもし、ぼくリメが好例)

脚本家の方はアニメの脚本を執筆するのは当作品が初らしい。

まずはいつものように東京湾に人工島を浮かべて治外法権のエリアとするフィクション作品ではよくある展開、あのエクスアームでも東京湾に人工島が築かれていたが、まあ大都市のそばにある架空の人工島は外界とは隔離された特別な場所として描きやすいからそれは気にしない。

それにしても、前半と後半で話の流れがえらく唐突に変わったのはアレはなんだったというんだ。

前半は登場人物の紹介と一連のストーリーのきっかけとなった時間の説明。

ひとりはヒーローを気取っていたが火災に巻き込まれた少女を助けられなかったことをきっかけにヒーローを諦めたニート、ひとりは街中に絵を描き迷惑防止条例に引っ掛かりガイケイとおっかけっこしてるインフルエンサー、ひとりは父親が財閥の経営者であるその御曹司。

ヒーロー気取りの人間の存在はまさに現代社会の病巣そのものだが現実を一度は見てくれたのでそれはいいだろう。

街に絵を描くインフルエンサーはいわゆる迷惑系か、これもある意味ヒーローの延長線、それでも巷では破天荒な人物としてウケるんだよな。

その一方で後半はその登場人物である主人公と幼なじみの合計3人が1年前の事故に巻き込まれた死者からの電話に出たら脳がハッキングされて未来に訪れるとある事故の映像を見させられたとともにみんながそれぞれ何かちがう能力に目覚めその事故を防ぐための選択を迫られるってな流れなんだけど、その未来に訪れる事故のきっかけも電話の件もあまりにも唐突すぎて何が何だかわからなくなったよ。

なんだよ、たまたま当該の人物が犬連れて用事で駅に行ったらそこには鉄道開業反対デモ隊がいて彼らとぶつかってしまった拍子に犬を放してしまい、しかもあろうことか犬は駅構内に入り込んでしまったもんだからつかまえるためにホームドアを颯爽と飛び越えて追いかけていったら線路にはまっておお大変ってどんな流れよ。

一応ここの伏線は前半で張られてはいるのよね、当該の人物のペットの飼い犬が突然逃げ出してしまい、主人公のショウタが捕まえるって描写ね。

しかもバグで駅に停車しないと列車は停車しない不具合によりフェイルセーフが正常動作しなくなる無人運転の列車ってそれだけでも間違いなく開業延期ものだわ、あの山手線の新車E235系ですら最新のシステムを積んだはいいが、デビュー直後に不具合だらけで改修に時間がかかり本格的な運行開始が遅れたのに。

あの高架橋も結構ツッコミどころあるぞ、標準軌と狭軌の両方の線路があるのに途中のシーンからは消えていたり、人間の足が引っかかるくらいには線路とバラストに隙間があるのなら明らかに保線が不十分で転覆の恐れありで列車を走らせられないしな。

よくそんな穴だらけのシステムの列車を動かしたな、これは上が運行開始日とシステムの納期を再優先にした結果、危ない代物ができあがったんだろうね。

普通はあの一番列車は大勢の市民を招いて盛大に式典を行うものだけれども記念式典中のホームにも駅前にも市民が誰一人集まっていないあたりお察し案件だったってやつか。

未来を選べっていってすぐに選ばせる、決断の時を迫らせる、とはいえそれにしてもすんごい強引な力技で展開させていったよなって感じだよ。

まあいわゆるトロッコ問題を描いたものなんだけど、その流れは強引だったうえ、トロッコ問題と言わずにトロッコ問題であることを表現すればいいものを、直接セリフでトロッコ問題と発言させてしまう謎センスときたら。

シチュエーションでだいたいトロッコ問題であることはわかるから語らなくていいよわざわざ。

今のところはキャラ紹介と能力と未来を選べってコンセプトが語られたくらいで話の大筋が全く見えてこないが、それは次回以降に明かされる感じかな。

次回の感想記事

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