トモダチゲーム第8話「待って待って待って…待ち続けるゲームだよ」感想
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第8話感想
友一、美笠天智には食料を一度も届けずに自分はエリアの中心にある食料庫で食っちゃ寝するだけして何もしないばかりか相手グループに寝返りをしようとするなんてホンット最低な人間だな・・・
っていうこの動きも友一の作戦になってくるのかな。
なにせ最初に言ってたからな友一は、「美笠が俺のやり方に耐えて耐えて耐え続ければ勝てる」って。
そのやり方の一つは「美笠天智は空腹にひたすらに耐えろ」ってこと、不利な分すんごい過酷なやり方を強いらせてくる鬼のような友一。
※おそらく友一は勝つためならもっと鬼のようなことをする
ただでさえあのとき72時間飲まず食わずなうえさらに食料がないってかなりのハンデ、リスクを伴っているがこれも隠れ役に食料を届けるにはまず探し役がエリアの中心にある食料庫に行く必要があるってルールのため。
美笠にとっては極限状況なためいつまでたっても来ない友一に耐えかねていつ降参ボタンを押してもおかしくないんだけど、そこはこの精神状況で飢餓より友情が勝てるのかって言ったところ。
ただでさえ第2ゲームで友情がズタボロにさせられているのにな、美笠天智が俺は沢良宜志法が好きなのはウソだって言って友一とキスをしたホモシーンを見させられたときはたまげたが。
むしろ美笠天智はゲームの勝敗関係なく餓死してしまうほうが先なのではとさえ思える。
そしてそもそも何をするかわからないマリアには場所を知らせていないからおとりにも使えない、よって美笠天智のところに食料を届けられるのは友一だけ、いちいち食料庫に行く必要がある以上そこは相手グループに徹底的に張られている。
しかも頭数的に不利なので友一は相手グループをマークできずただただマークされるだけ、つまりは無駄な移動はできない、すると食料庫にとどまるしかできることはない。
こうなってくると友一が最後に相手グループに寝返ろうとしている理由って1つしかないよな。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」、ときにはリスクを冒さないと成功しないってこと。
このゲームはエリアが広すぎて偶然性でもって相手グループの隠れ役を見つけ出すことは不可能、つまりは相手グループから隠れ役の居場所をピンポイントで聞き出さない限りは100%見つけだせることはないからな。
幸いなことに暴力はNGルールなので相手グループから暴力的に拷問されることはない、これをうまく使ったものだろう。
寝返る前に2日間かけて相手グループと雑談を交わしたのは相手の素性や出方を知るためかな、その代償として友一も自チームの情報を流している。
おそらく相手グループもこの2日間は誰かが隠れ役に食糧を届けること以外何もしていないように思える。
じゃあ誰かが食糧を届けているスキに友一も美笠天智のところに食糧を届ける…と考えたが無理だろう、なにせ相手グループは1人が食料を届けたところで3人残ってるからな。
2人が届けてもやはりグループ間で連絡取れるから行動を切り替えられてしまいバツ。
3人4人はもっとバツ、今度は友一とマリアへのマークが薄くなるから相手グループは絶対にしない。
ってことで友一が食料を届ける方法は皆無。
なので、友一は雑談のなかで相手グループの連携が強固でインペリアルクロス(ロマサガ2の陣形のひとつ、5人が十字を形成し隠れ役をガード)を形成してることを知り、隠れ役を見つけるためにその陣形を切り崩すこととした…そんな感じかな。
マリアは…友一にとってはいたほうがリスクだから雑談で話している内容を聞く以外になにも情報を与えていないのはよい判断に思える。
これで彼女が寝返ったとてそんなにリスクは大きくはないしな。
むしろ女の子だからと言って下心なんて見せずに勝つためにとっとと切り捨てるのではないかとさえ思える。
あとはテキサスホールデム(海外で主流のポーカー)の要領か、あのゲームで勝つには弱いワンペアをなんぼ手八丁口八丁でハッタリかけて強い手役が完成してるように見せて相手を降ろさせるかが重要、だからなにも相手の隠れ役を必ずしも見つける必要はないんだ。
それと同じことをやればいいだけの話。
実質友一は1人で4人を相手にすることになるけどな。
相手もそれほど積極的に動いていないのは徹底的に友一らをマークすれば美笠天智は飢餓に耐えかねて降参するはずって読みだから。
それにしてもマリア、他のグループにいたってのは真っ赤なウソで、本当は友一対策で運営から送り込まれた人間だったのかよ…ってなってる。
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