トモダチゲーム第9話「さっさと“寝返り”しろよ」感想
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第9話感想
三日目にゲームが大きく動き出した、そんな展開。
あ、相手チームへの寝返りは一度だけで二度三度できないのか。
敵チームに寝返った友一とマリアの代わりに相手チームの知らない人間が寝返ってCチームにいるって展開ありえると思ったのに。
飢え死にしそうだから降参するっちゅういっときの開放よりも友一との絆を選び極限状態を超えたところまで耐え忍びを堪える美笠にグッときたわ、とてもトモダチゲーム参加なんちゅう裏切り行為を見せていた男とは思えんよ。
(まあ参加した理由が理由、一度旧友に裏切られてることと父の死に沢良宜志法が関わってるのではないか暴きたいってことだからな、そんな個人的な事情かよって一面があるのは否めないけれども。)
友一の作戦がパズルのようにキッチリとハマっていって気持ちよかったわ。
二日間の雑談でKグループの探し役のメンバーの性格を見極めて情に熱くて揺さぶりに弱くハニトラに一番引っかかりやすそうな人間、つまりは根がやさしい人間を見つけて彼を集中的に攻めることで強固だった人間関係を破壊するとか友一の作戦もかなりあくどいところまでいってた。
そう、重要なのはハニトラだった、ここらへんは勝利のためならリスクを負ってでもなんでも使う友一の本領発揮といったところだろう。
友一はさっさとマリアを放出するかと思ったら違った、一人じゃますます不利になるから二人のままで居続けさせる必要があった。
第7話ラストでマナブ軍曹から友一たちに耳寄り情報だよって言われたときにいの一番に「女子か」確認したのもすでに友一の頭にはなにか作戦があったからか。
とりわけ女の子だからと特別扱いはしない友一と女の子はか弱いから最優先で助けるべきであるとする百太郎の対比がうまく出ていたかな。
腰抜かして後退りするのにはびっくりしたけどな、百太郎、あいつあのなりで女性に対する免疫皆無だったよ。
百太郎はあのままマリアにガチ恋するんじゃないか?と思えてならない。
とはいえまだまだ友一にとってマリアの存在はリスクにもなりえるんだよなあ〜。
マリアは友一に木の幹ドゥン!されたときに一見すると服従したように見えてるけれど実際は服従してないからね。
ただ友一の作戦がおもしろいから服従してるように見せかけているだけで。
つまりは彼女はよりおもしろそうな側につく、寝返りの可能性があると言いたいのよ。
友一は当然マリアの考えてることは知らないけどな。
このへんはリスク計算に入っているんだろうか。
そして百太郎のCチームへの寝返りは有利になってくれるのか。
百太郎と千聖が都合よく友一とマリアの監視役で留守番していたのはどんな意図がある、隠れ役でもあるキャプテンの居場所を知ってるかいないかっちゅう違いがあるんだろうか。
もしそうだとするなら食料を届けているのは毎回同じ人ってことになるが…そこも友一は見てるのか見てないのかは分からない。
あとマリアがいなくなったときや友一とマリアが食料を持って走り出してるときに千聖や百太郎がキャプテンや他のメンバーに一度も連絡をとっていないのも気になる。
キャプテンへの連絡は一人だけなのかもしれないが他のメンバーに連絡を取って応援要請出すくらいはやるだろうよ。
それかなんだ、キャプテンの言うことは絶対だ、つまりは食事を届ける時間は毎日決まっているうえそれはなによりも最優先だってやつなんだろうか。
その分、友一に動かれるスキつくられまくりだったけどな!
いろいろと気になる点が出てくる。
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