ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん第2話「杖とカンストと神の寵愛」感想
前回の感想記事

第2話感想
遠藤くんと小林さんは乙女ゲーまじこいを実況解説してるうちにひとりのキャラクター、ジークヴァルトに介入できるようになったことでリーゼロッテたちがみなバッドエンドを回避してハッピーエンドを迎えさせようと試みることにした。
うーん、落ち着いて考えてみたら小林くんと遠藤さんがみてるのは所詮ゲームの中の世界だから、そのゲームに出てくるリーゼロッテたちがみんなハッピーエンドを迎えたところで、こちらとしては「で?」としか思えないんだよな。
なぜならプレイヤーがリーゼロッテたちを神視点で思い通りに動かしてハッピーだろうがバッドだろうがビターだろうがどんな終わり方をさせたところでゲームの世界にすぎないから遠藤くんと小林さんにはその場の気分が高揚する以外なんの影響も及ぼさないので。
はめふらのようなプレイヤーがゲームの登場人物の誰かの人格になっちゃった!って設定との差別化を図ったんだろうが、神視点でゲームの登場人物の結末を変えよう!って介入されてもそれは単純にあらかじめ作られているゲームのシナリオを勝手に自分たちで変えてるだけにすぎないんだよな。
アイドルを推し活してる人ならこの作品の良さがわかるのかなあ、最初は無名な地下アイドル程度の活動でも自分が応援することでどんどん有名になってほしい、テレビに出る機会が増えてほしい、推す人がどんどん増えてほしい、自分たちがファンの立場でアイドルを無名時代から育成してきたんだって感じで。
同じようにバッドエンドを迎える推しのキャラを自分たちが応援してハッピーエンドを迎えさせてあげたいってそんな心理が働いてるのではないか。
残念なことに私は誰も推し活をしていないしする気もないのでその心理はさっぱり分からん。
ただただ放送室でも女子の家でもどこでもゲーム実況を楽しんでる高校生の2人って光景にしか見えない。
異世界おじさんともまた違うのよね、あっちはおじさん自身が事故で危篤だった14年間ずっと異世界に転生していてそのときの実体験の記憶を再生してたかふみたちに見せてたかふみと藤宮さんがツッコミを入れているスタイルだから。
あ、もう小林さんは遠藤くんを自分の家に呼んだの?お年頃の女の子が男の子を家に呼ぶってすなわちそういうことなんだけど、たぶん小林さんは無意識のうちにやってるから遠藤くん相手にまったくそんなことを考えたことはないんだろうな…ってのがわかるわ。
なぜか小林さんの姉が遠藤くんのことを知っている、つまり小林さんは遠藤くんのことを家族にいろいろ話してるに違いないんだけど、これでなんてふたりは付き合っていないんだよ…
そりゃつまらんかもしれんがあれこれボヤキたくなるよ…
次回の感想記事

コメント
なんで検索の割と上位にこんなつまらないボヤき感想が。