宇崎ちゃんは遊びたい!ω第12話「クリスマスイブも遊びたい!」感想
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第12話感想
クリスマス目前に予定がなさそうな桜井にボロクソ言うウザ絡みして桜井家を出禁になってしまった宇崎ちゃん、両者はしばらく静観するがそこに柳がお店にあらわれこともあろうに桜井にデートを申し込んだことで宇崎ちゃんは思い切ってこれまた桜井を自宅に誘った。
クリスマス、ひとりでコンビニで暇持て余して深夜立ち読みしてるのと男子だけで遊んでるの、どっちがみじめなんだろう…
ビール瓶が描写に出てきたらデンモクが出てきてしまう悪いくせは直したい、そういえばカラオケのシーンあったよな、宇崎ちゃんや桜井がやってたわけではないけれど、まさか間接的にあの事件を…
もう柳も亜実さんも他人事だからと宇崎ちゃんと桜井本人を巻き込んでやりたいことをやりたい放題やってないだろうか…?クリスマスも近いのにここまでやられるとそれこそ余計なお世話な気がしてくるんだが。
柳が遊ぶという水泳部の男友達が桜井のこととはだれが想像しただろうか。
宇崎ちゃんは調子に乗るとすぐ桜井を煽るクセを矯正しないといけないのではないかと個人的には考えてる、そこ矯正すると作品の根幹を否定することになってしまうが、そんな、小学生中学生のようにどこまで煽っても嫌われないのかチキンレースやってるんじゃないんだよ本命に対して。
素直にクリスマス誘えよこの野郎、両者とも相手から来てもらうのを待ってるんじゃないんだよ。
宇崎ちゃんも張り合って桜井にクリスマスどこに誘うのかと思ったら自分の家て、クリスマスっちゅうハレの日にはい論破なんて豪語して近視眼的に自分の家に呼ぶこのヘタレっぷりは見事やわ。
さて、そうか、桜井がいつも通ってるジムの藤さんがようーーやく宇崎ちゃんの父親だとわかるのか、逆に言うと宇崎ちゃんの周辺から彼女といい雰囲気になってるといつも話に聞いてる男子が桜井であることが分かってしまうわけで。
初手から宇崎父と桜井が気まずい雰囲気になっているもんでこっちゃ画面の向こうにいる私にとっては滑稽だよ、まあ両者ともこうなるのはは予想外だったみたいだからな。
宇崎父にとってはどこの馬の骨ともわからん野郎がクリスマスの日に娘さんをくださいとあいさつにくるのかと思ったらいつもジムに来てる桜井だったもんで余計に気まずくなっていると言ったところ。
宇崎ちゃんも自分の調子乗った発言で桜井を怒らせる墓穴を掘ることがあるように、宇崎父も娘のことを桜井にもベラベラ話しすぎて墓穴を掘る、親娘の性格は悪い形で受け継ぐもの。
これまでにジムでずっと娘の色恋沙汰を桜井にもベラベラ話していたもんで怯んでて強いのか弱いのかもうわからねえな、宇崎父がずっとら気まずそうにしていた理由の80パーセントはこれ。
父親父親したい親心な最初の威厳もそんな弱みを隠すためだった、今日もテンパりすぎて何回もベラベラ桜井に娘のことを話してるもんで余計にこじらせていく、とんだ宇崎家のクリスマスパーティーになったもんだ。
ベラベラ娘のことを父親が話す、こんな形で桜井に宇崎ちゃんの気持ちが知られることになろうとは宇崎ちゃん本人もつゆ知らず。
もうなんなんだこの宇崎一家は、本人がなかなか好きって言えないもんで周りがおしくらまんじゅうして関係を引っ掻き回してまっせ。
酒の力で記憶を飛ばせば今日のことはすべてなかったことになるのではないかってのももうひどいオチだったなあ、桜井父が口をすべらしたことで投げられたブーメランが帰ってくる時には殺傷能力が高くなっていた。
酔い潰れた桜井が本心を語っていくところは良かったけどね、ああ、この記憶が桜井にはなかったことになるのか、ほんとうになかったことになるのかは分からんが、それを今度はシラフで言えるようになればなあ…まだお酒の力を借りないといけなかったか…
前半はともかくとして、後半の宇崎家クリスマスパートはなんだかラスト近くまで宇崎ちゃんが脇役に甘んじてた印象だったなあ。
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