金装のヴェルメイユ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~第10話「問いかけ」感想
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第10話感想
ブロンズ試験の実技試験が終わり、筆記試験に臨むアルトの隣に座った少年がトイレでの死体発見を機に突如として本性を見せはじめた、彼こそその死体になった人物を殺した犯人でブロンズ試験だけでなくシルバーやゴールド試験も満点で合格したアイロライトである。
彼が魔法で生み出したゴーレムにより建物は崩壊し、学内の生徒は避難するもアルトもヴェルメイの魔法も防がれ残っていた人物はなすすべもなく倒れてしまう。
そんな折、アルトが夢で見た女神が現れ、ヴェルメイを守る覚悟があるか問うた。
アルト、お前は避難しなくてもいいのか!?試験官も避難を促さなくてもいいのか!?
なぜかアルトだけ都合よく場に残されているもんだからツッコミが不可避な今回。
アイロライトこそ例のゴールド試験まで全ての事件を満点で突破した人物だった、試験中に寝で起きたと思ったら短時間に答案を埋めるなる舐めプしてて驚いたわ、まさかこんな奴が優秀な人物だったなんて。
まあ試験を受けていた頃はがむしゃらに勉強していたんだろうけれど、となるとその見た目は勉強漬けだった毎日の反動…と考えることもできなくはない。
まあさらに格上であるプラチナスクエアまで取ってるからブロンズ試験なんてあくびが出るほど楽チンでたまらないんだろうが鼻ちょうちん作ってたぞこいつ。
アルトがヴェルメイを守る覚悟があるかどうか…もはやアルトの心臓はオブシディアン先生との戦いでやられたときにヴェルメイの魔力がないと動かないようなシロモノになったから彼女が死ぬと自分も死ぬからもはや覚悟うんぬんの話以前に、守るしかないってのが答えになってくるよね。
それゆえどんな状況に追い込まれようがどうだろうがアイロライトの前ではイキらないといけない現実。
そんなヴェルメイの過去が見えてきたけれどもともと悪魔ではなかった!!そればかりか、なんと本に封印されたのは「自分で望んだこと」なる深い闇がありそうな一面も持っていた!
お前ヴェルメイが封印されていた本を常に持ち歩いていたというのかよ。
なにがあって彼女は悪魔になったのか、もしくはさせられたのか(実は幼女の時からすでに悪魔なのかもしれない)、彼女が本に封印されることを望んだ理由はなんなのか、それが明かされるのは次回か。
ロリヴェルメイ、内田真礼ボイスだからはめふらのカタリナを連想させるよね。
一方でアイロライトは見た目通りアホの子にしか思えないんだよな、筆記試験中はヴェルメイが単独でいるんだからそこをかっさらえばいいのになぜかアルトに近づいていく謎のガバガバムーブを見せつけているところだよ。
ヴェルメイは中庭であくびしててスキだらけだったろ!?
そこを魔力を封じて人知れずさらっていけばあなたの世界を滅ぼしたいって目的の半分は達成したも同然だろうに。
アイロライトくん、試験は満点でもわりと頭は悪いように見えてならないな。
好意的に見るとヴェルメイの主人でもあるアルトのことが知りたかった、もしくは場合によっては先に殺さねばならないって思惑があるのかな。
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