金装のヴェルメイユ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~第12話「重なり合い」感想
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第12話感想
ご存じ二期をやりたそうな雰囲気をむんむんに醸し出してる俺たたエンドだった。
だがそれほど面白い作品かと言われるとうーんと首を捻ってしまうね。
アルトの特訓のときのクリスのスポーツウェアが拝めたところは大満足してるが満足できたのはそこだけかな。
あれ、前回はヴェルメイの回想に費やされていたけれど、どこのタイミングでヴェルメイが書物に封印されたのかって描かれたっけ?
そここそが一番肝心なところだと思うんだけど…
そこがわからないままなんとなくで話が終わったもんだから何も感想が湧いてこない。
アイオライトとの戦いもいいところでアイオライトのお仲間さんから「時間です」なんて言われて決着がつかぬまま逃げて戦闘が終わっていっちゃったし、どうもこの作品はそこかしこで不完全燃焼が起きている気しかしない。
話の流れもシリアスな方向に変わっていったもんで、前半ではヴェルメイと並んで叡智を担当してきたリリアもついに今回にかぎらず数話前からただの尺埋め要員になっちゃったからこちらにもかなり不満が溜まっている。
透明人間になってアルトから干しぶどうを越後製菓されてアヘ顔見せてたあのころのリリアはどこにいっちゃったの。
アルトとの恋愛を一人妄想して暴走するリリアはどこいっちゃったの。
序盤の話では毎回繰り広げられていたヴェルメイとリリアの正妻バトルもアルトが生徒会に目をつけられて行くようになったところあたりから徐々にうやむやになってきて学業が多忙になってきたのも相まってリリアの側もあんまり仕掛けなくなっちゃったしな。
それにしても…アルトとヴェルメイ、もはや口づけだけではとどまらず朝チュンなんてお手のものになってきたよな、あの夜だけで二回戦までは確実にやっているしな。
しかもふたりはいままで以上に学内でさえ隙があればどこでも盛りあってる野生の犬猫になってたぞ。
互いに愛情が欲しいとはいえ、学内ではちょっとは落ち着けよ、ヴェルメイは相変わらず露出多いしアルトの性格が違ったらキスをしながらまんまんちゃんしてるぞ。
こんな中途半端な終わり方での俺たたってことは、逆に好意的に言えば1クールかけてアルトがヴェルメイのことを一生守りたいっちゅう決意をあらわにした序章を描いていったって感じになるのかな。
だけどあんまり周りの人間にすすめられそうにはないかな。
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