処刑少女の生きる道第3話「禁忌の【赤】」感想
前回の感想記事

第3話感想
突如として起きたテロリストや実は姫騎士だったっていうグリザリカの王女との戦いはファンタジーものの作品においては何度も見慣れた展開だったけれど、その戦いで「魔導」や「導力接続」についての説明を同時に見せていくスタイルだった。
導力接続中強い痛みを感じるって説明を受けたのにアカリは色っぽい声を出しながらくすぐったい感触があっただけって異世界人は強い耐性持ちなのな。
二人が機関車の屋根に上がってからのやり取りはもはや女同士のイチャイチャだろってなった。
メノウは最初はアカリを守りつつ信用する気はまったくなかったけれど、一連の事件のまっただなか危険を顧みず自分のところに来る渾身的なアカリの言動についに信用することにしたってところかな、この旅の目的的にメノウとアカリの関係性が進展したのはいいことなのかあかんことなのか。
そしてアカリの純粋概念による能力は「自分の時間を回帰させる」だけではなかったことも判明、「自分とその周囲の時間を回帰させる」能力もある感じかな、いまのところは疑惑止まりではあるけれども。
列車が謎の力を受けて暴走するってのは列車イベントにおけるお決まりのピンチシーンではあったけれど機関車を無事に停車させた後に、一度自分たちは死亡していたけれどアカリの純粋概念で時が巻き戻ったのではないか?っていう疑惑を残した下げも見事だったね。
そのためにこの一連の騒動中に一度突然時が巻き戻りメノウやモモが違和感を覚えるシーンを入れておく必要があったわけだ。
だが一度目の巻き戻り発動のときは前のシーンにおいてアカリに特に差し迫った恐怖は何もなかったよな・・・もしかしたら描かれていなかっただけであのときアカリ(を含め列車全体)になにか大きな恐怖があったのかもしれないね。
その原因も同じく暴走した列車が衝突、転覆する大事故だった可能性も・・・
ってことはアカリには常に遠くない程度の未来が見えているとでもいうのか!?!?
だからあのとき自分がメノウとテロリストの前で服を脱ぎますって言い出したのか!?
こちらの推理によりアカリの純粋概念の中身はここまで疑惑が広がってしまった。
次回の感想記事

コメント