Vivy-Fluorite Eye’s Song-第6話感想:グレイスはそういう展開になってしまうのね。

2021年春アニメ



Vivy-Fluorite Eye’s Song-第6話「Sing My Pleasure -あなたを愛する-」感想


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第6話感想

今回は元トァクで現在は博士としてAIのグレイスと結婚した冴木から預かったメタルフロートのAIの一斉停止プログラムを使ったが逆にAIが暴走して島に侵入しようとしていたトァクを攻撃してしまい、ヴィヴィたちは救出したリーダーのユウゴから冴木のたわごとにまんまと乗せられてしまったことを指摘されてしまい、メタルフロートに上陸し中枢に向かう冴木を追いかけ、島の中心部にあるコンピュータから内部にアクセスしようとしていた冴木から島を停止する目的を聞かされるエピソード。

グレイスは病院の看護AIで冴木は少年時代に入院していた頃から世話になっていた、その後月日が経ち成人後に再会しグレイスにプロポーズしたが、トァクが落下させようとしたサンライズをオーナーAIのエステラたちにより食い止められた事実を目の当たりにしたことを機にグレイスは冴木も携わったAIの使命変更実験に使われることとなり用途変更でメタルフロートの管理AIに就任、一方で冴木はグレイスと瓜二つのクローンを作り彼女の代用としていた。

そう、AIが暴走したのは冴木が作り、ヴィヴィが起動させた停止プログラムがグレイスの使命であった島の存続と相反するようになってしまい混乱を起こしていたのだ。

ヴィヴィはノイズまみれのグレイスの歌声を聞き、使命の通り暴走をしたメタルフロートを停止するために動き出した結果、彼女たちを出迎えてくれた土木作業用AIに抵抗される一幕もあったが本体のグレイスとクローンのグレイスもろとも島を破壊することに成功、両者を失い絶望に苛まれた冴木は結婚式を挙げる場所だった教会にてヴィヴィの目の前で自殺していった。

グレイスの青い血と冴木の赤い血を見たヴィヴィはディーヴァの本来の使命と相反する光景を見て精神が破壊されそうになっていくのであった。

正史(マツモトに記憶されている歴史)ではオーナーAIエステラの暴走でサンライズが落下し、人間とAIの関係が悪化して開発も打ち止めになっていたところに世界初、冴木博士と看護AIのグレイスが結婚した報道が世界中で話題になったのに対し、修正史(正史を避けるためにマツモトとヴィヴィが介入した結果訪れている歴史)ではエステラの活躍によりサンライズの落下が防がれて人間とAIの関係がより良好になりAIの技術の発展がますます加速、使命変更実験を兼ねたメタルフロートの管理をグレイスが担うこととなったことで結婚はかなわなかった、そんな風に歴史が改変されていた。

冴木博士も結婚したいほど愛しているグレイスをAIの使命変更実験に使うことに異を唱えたであろうが結局はその実験は止められず自分も関わることになってしまった、ならば自分の命を捨ててでもグレイス以下メタルフロートを止めたかったとそういう使命でずっと動いてきていた感じか。

ってことは第5話冒頭の廃教会にて冴木とグレイスが二人だけで結婚式を挙げる光景も修正史では叶うことなく、逆に本当にグレイスを失ってしまった冴木が自殺して命を落とす、そんな場所になってしまっていたのね、このへんはうまく冴木の発言によりミスリードさせられていた。

グレイスの歌う、ディーヴァの歌が歌ではなくノイズひとつでただ音階の通りに音を出すデータとしてしか見られなくなってしまうなんてな。

つまりはヴィヴィの未来に訪れるAIと人間の戦いを止める使命もディーヴァの歌で人々を幸せにする使命もどちらも冴木博士にとっては不幸の方向にしか働いていなかったってこと。

ディーヴァの歌は使命の通り遊園地に訪れた多くの人々だけでなくAIにも知られるようになってきた、ここまではよかったが最後、人々を幸せにするかどうかはまた別な話だったといえよう、多分99.9%の人々は幸せになっているんだろうけど、例外である0.1%のうちのひとりが冴木博士だった。

ヴィヴィはまたしてもディーヴァとしての使命に反しこんどはAIが破壊されるどころか人間の血までも見ることになってしまったけれどマツモトは彼女に血を見せてどうするつもりだ、しかも彼女が介入した結果、AIの技術が停滞しそのまま尻すぼみになっていくどころかますます人間との関係を良くして発展まで加速してしまっているではないか、そもそも歴史を修正させるためになぜ彼女を選んだというんだ。

彼女が用途廃止後に博物館で展示させられることになるからだけではないだろう、やはり戦争の引き金になったのが博物館の展示終了後、廃棄待ちになって埃かぶっていたところを拾われて第4話に出てきたエリザベスよろしく悪い組織に使われることになった彼女か。

博物館で展示されると言ったって永遠に展示されるわけではないだろうからな。

だからディーヴァとヴィヴィの二つの使命を合反させてプログラムを暴走させてそのまま破壊させることにしたか、それにより人間とAIの関係が良くなって戦争をすることが避けられる、そういう筋書きか。

それともやはり100年後のAIと人間との戦争は避けられず、原因が別なところからヴィヴィのシンギュラリティポイントでの度重なる介入による歴史改変の結果になっていくだけになってしまうのか、その場合、戦争を起こしたきっかけが戦争を回避すべくマツモトを生み出した博士そのものってことになってしまうが…

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