よふかしのうた12話感想:吸血鬼になりたい、コウの夢はやはり夢にすぎないのか??

2022年夏アニメ



よふかしのうた第12話「今日ウチ親いないんだ」感想


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第12話感想

そこそこ関係が進展してる女子がいきなり自分の部屋で叡智な本探そうと部屋漁るってこと本当にありえるのか!?それこそ大人のいけすかない男性の妄想を具現化したものではないのか!?と思わざるを得ない。

さて、今回はコウが本当に吸血鬼になりたいのか?10年血を吸わなかった吸血鬼の末路やその吸血鬼を退治した餡子や学校にて目撃した友人の真昼からの言葉を受けて自問自答をし始める話なんだけど…

ここでうだうだ悩んでしまうあたり吸血鬼になりたいって願望が100%本気でなかったことがよく分かるわ。

本気で吸血鬼になりたいのなら周りからの横槍はノイズとばかりに聞かなかったことにして自分の願望を成就させるためだけに一直線で突き進んでいくからな。

世の中、バカなやつほど成功するってそういうことなんだよね、バカは利口な人間が尻込みするようなリスクをリスクとも思わずに策を巡らせてかるがる乗り越えてくるから。

しかも彼らは○○になることを自己実現の手段の一つにしか思ってない、ほんとうはそれが正常なんだけど世の中手段が目的にすりかわってる奴が多すぎる。

コウの吸血鬼になりたいだってそうだ、本来はそんなの自己実現の手段にすぎないことがもはや目的になってるのでまわりから具体的に何がしたいか聞かれてもしどろもどろになってしまうのよ。

で、コウは本当に吸血鬼になりたいのかを悩むようになるあたり多少は今おかれてる状況を自覚してるんだろ?

自分の願望が嫌な現実から逃れたいがだけの現実逃避、厨二病の妄言であり、ナズナとの楽しい夜は現実から逃れられるわずかなまひとときにしかならないことを。

家庭環境からもうかがえるわ、夜職をやってるとは言え飯代と書かれたメモと何日かぶんを、まとめたであろう樋口が一枚テーブルの上に無造作に置かれ、さらには近くには何本かの飲み物のペットボトルとともに飲みっぱなしのお酒の缶がそのまま何本か放置されているっていうんだから。

つまりは子の不登校についてあまり母親は関心を寄せていない、ただそれは職業柄夜の店特有のゲスな客対応やら何やらでストレスマックスで帰ってくるから関心を寄せる余裕がないのかもしれない。

とはいえコウにとって悩みを話せるような場所が家や学校には存在しないから虚無感しかない、なのでいまのところは虚無感を満たしてくれるアブナイ夜を教えてくれたナズナに依存してるってことよ。

がっぽりと依存してるから恋をしないんだよな。

だからこれ、いまはナズナに教えてもらった夜のアブナイ世界が楽しいから毎日繰り出してるけれど、外部からの働きかけか内省か、夜の世界以外に何か楽しいことを見つけられたらこんどはそちらにハマってナズナのことはきれいさっぱり忘れるんじゃないのか?

それくらい移り気がめまぐるしくてふわふわしてるものなんだよね中学生の思考ってのは。

もう前半のエピソードでナズナと夢を味わうかのごとくさんざん遊びまくったもんだから後半の友人知人からの現実的なパンチがてきめんに効いてるじゃないか。

本当にコウはナズナに恋をして吸血鬼になりたいのか?ただただ学校でのわずわらしい人間関係から逃れ、現実世界における虚無感を目の前の快楽で忘れたいがためにナズナに恋をしたいとウソをついて夜遊びしたいだけじゃないのか?

だから吸血鬼は悪いやつだけではないってことにして現実から目を背けてるだけではないか?

本当は吸血鬼についてどう思っているのか??

そういうことをコウはいま問いかけられてる。

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